兵庫県朝来市にある山陰随一の規模を誇る大町藤公園。
3年ぶりに開園したとの話を聞いて早速現地を訪れてみました。
晴天に恵まれたゴールデンウィークということもあり、早めに出かけ開園40分前に現地に到着すると、すでに長い行列が・・・
多くの方が待っていたためか、開園予定の9時よりも30分くらい早く開園となりました。
入園手続きを済ませ公園の中に入ると、早速見事な藤の花が出迎えてくれます。
管理組合さんの話では8分から9分咲きだそうです。
入口から少し中に入ると、紫の藤の花が咲き誇る中、白色の藤の花が青空に映えひときわ存在感を放っています。
甘い香りが辺り一帯に漂う藤の花の回廊を通って公園の中心へと進みます。
藤の花の回廊は池の周りを囲み、中心にある噴水がひんやりと涼しさを誘います。
噴水の近くには直径5mの水車と水車小屋があり、田舎の風景を演出しています。
この水車と水車小屋は地域の方が作り上げたそうです。
公園をさらに奥へと進んでいくと、藤棚の背後に鯉のぼりが見えてきます。
公園北側には灌漑用ため池があり、その堰堤の上にこいのぼりが雄大に泳いでいます。
堰堤から見渡すと、藤公園の全景だけではなく、周辺の田園風景まで楽しむことができます。
昨年、一昨年とコロナ禍の影響でやむを得ず休園となっていましたが、今年は地域の方々の熱意により開園が実現し、待望の藤の花を楽しむことができました。
今年のゴールデンウィークは後半も天候に恵まれそうなので、感染対策を十分にしたうえでお出かけされてはいかがでしょうか。
◎入場料
中学生以上 500円(小学校以下無料)
団体(20名以上) 400円
障害者手帳提示 300円
◎駐車場
無料 約300台収容