昼夜の気温差が大きく、雲海シーズンが到来している兵庫県朝来市和田山町にある竹田城下町には多くの観光客の姿が見られるようになりました。
今回は、竹田城跡や雲海とは違った竹田の魅力「紅葉」にスポットを当ててまちを散策したいと思います。
竹田城は、別名「虎臥城」と呼ばれており、その別名が公園の名前になっています。
竹田城跡を見上げながら一息つける公園です。
表米神社の境内には全国的にも珍しい「相撲桟敷」が残っています。
半円形に6段の石積みが施された観覧席で相撲を観戦していたのでしょうか。
寺町通りは、かつて武家屋敷があったと伝えられ、道筋に歴代竹田城主の菩提寺が4カ寺並んでいます。
紅葉がお寺の白壁によく映えます。
ちなみに、この小川は、地元で「絹屋溝」と呼んでいる用水路です。
竹田城跡の駅裏登山道の入口周辺が紅葉の最大の見どころになっています。
紅葉を撮影するにはオススメスポットです。
竹田城跡の駅裏登山道横にある忠魂碑公園です。
深紅に染まり、今が紅葉のピークのようです。
竹田城跡の駅裏登山道を少し上ると道が左右に分かれます。
そこを右に曲がると、辺り一面が紅葉に包まれる隠れスポットがあります。
先ほどの忠魂碑公園の紅葉を裏側から見る形で、幻想的な光景が広がっています。
11月上旬から見ごろを迎えた但馬の紅葉ですが、今がピークのところが多いと思われます。
竹田を訪れたときは、雲海だけではなく町中もぜひ散策していただきたいと思います。