暦の上では春になりましたが、寒さの厳しい日が続いています。
そのような中でも、春の気配を感じるものが次第に増えてきた感じがします。
早春のまだ寒い時期に咲き始める“梅”もその1つで、民家の庭先や野山で梅の花が咲き始める季節になりました。
今回は、冬の但馬では珍しいくらいの青空の下、梅の花に誘われて、朝来市を散策しました。
最初に訪れたのは、JR播但線の竹田駅です。
竹田駅は、天空の城「竹田城跡」の最寄り駅です。
冬は竹田城跡周辺の木々が落葉し、石垣がはっきりと見えて麓から見上げるにはオススメの時期です。
なお、令和3年1月4日から2月28日までは冬季閉山中のため、登城することはできません。
駅の改札口を出ると、左手の一角に白梅が咲いていました。
咲き始めた白梅が澄んだ青空に非常に映えていました。
次に訪れたのは、「目の神様」として知られる青倉神社に行く途中にある川上集落です。
川上集落に向かうには、姫路方面から来られる方は国道312号線沿いの巨大な大鳥居を目印に伊由市場の交差点を右折します。
善隆寺を過ぎてしばらく進むと伊由谷川沿いに紅梅を見ることができます。
こちらも雲一つない青空が咲き始めた紅い梅の花をひと際引き立てていました。
寒暖差の大きな日が続いていますが、春は少しずつですが近づいています。
体調には気を付けて春の到来を待ちましょう。
春の兆しを探して
取材日1月30日
取材日2021年3月4日
取材日3月11日