先週は暖かい日が続いたかと思えば、週末は再び寒波で雪が降るなど、寒暖の差が大きく厳しい日が続いていますが、そうした中、春の兆しを探して朝来市を散策しました。
写真は、生野に向かう道中、朝来市防災センター付近から竹田城跡方面を撮影した1枚です。
口銀谷銀山町ミュージアムセンターでロウバイの花が咲いているとの情報を聞いて、現地を訪れてみました。
口銀谷銀山町ミュージアムセンターは、生野の歴史にゆかりの深い浅田家と吉川家の古民家を活用したものです。
左側の建物が旧吉川家、右側の建物が旧浅田家の邸宅です。
金曜からの寒波の影響で生野でも雪が降ったようで、うっすらと雪化粧していました。
ロウバイの花を探して庭を散策していると、旧浅田邸の庭でロウバイの花が咲いているのを見つけました。
昭和初期に建てられた和風の邸宅が醸し出す雰囲気がロウバイの花を引き立てているように見えます。
昨日からの雪でロウバイの花が雪化粧し、貴重なコラボが実現しました。
ロウバイは、寒い時期に他の花々よりも一足早く花を咲かせる貴重な花木です。
名前のとおり、黄色い花は、蝋細工のようなつやがあり、庭一面に甘い香りを漂わせていました。
漢字では「蝋梅」と書きますが、梅の仲間ではありません。
蝋梅はロウバイ科で、バラ科のウメとは別の樹木です。
ちなみに英語名は「Winter sweet」です。
また、口銀谷銀山町ミュージアムセンターの中庭からは、市川の渓流、トロッコ道、姫宮神社の参道橋を同時に撮影できるオススメのビュースポットとなっています。
同じ日の夕方、よく立ち寄る和田山中央文化公園を訪れました。
朝方の雪は消え、いつもと変わらない冬景色です。
散策していると、図書館前のヒガンザクラに春の兆しを見つけました。
先週の暖かい日が続いた影響か、二輪だけですが一足早く咲き始めていました。
よく見ると、あちこちと蕾が膨らみ始めており、2月下旬か3月上旬には一足早い桜を楽しめるかもしれません。
寒さの厳しい日が続きますが、明日は節分で明後日は立春。
三寒四温を繰り返しながら春は少しずつですが近づいています。
春の兆しを探して
取材日2月6日
取材日2021年3月4日
取材日3月11日