前々回の吉滝とうへ山の棚田に行った折、一緒に見てきたところがあります。それが今回ご紹介する、小代神社の燈明杉と久須部渓谷の三つの滝です。
感想はと聞かれるなら、、巨木がドッカンドカンで、滝にやっぱりおられたーー!という感じです。
カメラが横向きではどうにも収まりきれません。巨木がドッカンという感じで天を突いており、体を反り返らせて見上げても頂上が見えません。
夫婦杉と、鳥居の2本の支柱に呼応したような2本の杉
江戸初期、浪人が美方に滞在中、夢のお告げにより杉の頂上に燈火の輝きを感じ、祠を建て篤くお祀りしました。その燈明杉が小代杉の母樹のもとになったそうです。
小代神社から国道482号を北上し、小代市街地から約2㎞弱で久須部渓谷に到着します。木々の緑の染められた光りが渓谷に差し込みます。いい気持ちです。
最初に現れるのは、「鈴音の滝」です。水量はさほどでもなく、糸を引くように、サワサワと流れ落ちます。
ネットで調べると落差は20mで、雨の後にしかその姿を見ることができず、「幻の滝」とも呼ばれているそうです。
オオー、ラッキー!
「要の滝」は落差10m。水量も多くゴゴーと曝落する感じ。光が滝に注ぎ、輝く水が跳ねています。綺麗ですねぇ。
この上に、1段2段があるのでしょうか? 三段の滝で落差20mです。
おられました。分かりますよねえ。滝と同じ大きさで、水の衣をまとい、頭に高く髪を結い、静かに合掌する、そう、あの方です。(答えは最後に)
散策道があるので、安心して滝を見て回れます。アケビがなっていました。渓流沿いの花、苔むした階段や柵がいい感じです。
これから紅葉の季節で、彩りが深まります。皆さんもいかがですか? さて、次はどこ行こう。
(答え:滝におられるのは、どー見ても、観音様ですよね?)