師走を迎え、今年も残るところ1月となりました。
朝来市内では冬の風物詩となった「イルミネーション」が登場しています。
今回は、山東光プロジェクトを訪れました。
山東光プロジェクトは、「町の活気を取り戻したい」という一人の青年の発案に賛同した有志5人が加わり2002年に始まったそうです。
現在は朝来市観光協会山東支部が引継ぎ、今年で19年目を迎えました。
国道427号線沿いにある朝来市役所山東庁舎、梁瀬小学校周辺に色とりどりのイルミネーションが施され、幻想的な光景に包まれていました。
開催場所 朝来市役所山東庁舎、梁瀬小学校周辺
開催期間 2020年12月01日(火)~2021年01月17日(日)
点灯時間 17時30分〜22時00分
また、朝来市山東町は、阪神淡路大震災のとき西宮市に真っ先に支援物資を届けたという繋がりがあり、1月17日には犠牲者の冥福を祈る気持ちも込めているそうです。
以前は、山東光プロジェクトに「SANTO OKINAREYO」という名前が付いていました。
ちなみに「おきなれよ」とは山東町に古くから伝わる方言で
①(そろそろ退屈な状況から目を覚まして)起きましょう
②(子どもたちに)大きくなれよ
③(地域の良い伝統を残し)置きましょう
という3つの意味があるそうです。
山東光プロジェクトに込められた「おきなれよ」の想いは今も引き継がれているそうです。
新型コロナウイルスに終始した1年でしたが、幻想的な光景に包まれにお出かけされてはいかがでしょうか。
12月12日再び訪れると、雨で濡れた路面に光が照らされ、より幻想的な雰囲気を醸し出していました。