新型コロナの関係で出張や移動もままなりませんでしたが、但馬空港からATR42-600に乗る機会がありましたので、上空から眺めた但馬の様子をお届けします。
（曇り空でモヤがあり、更には手振れも重なって、鮮明な映像にはなりませんでした。残念！！）

コウノトリ但馬空港です。これは搭乗手続きを済ませ、内側からの眺めです。花がきれいですね。

出口の先に42人乗りATR42-600が留まっています。スロープをのぼり、いざ、搭乗。
入り口付近で客室乗務員さんから飴をもらい、それを舐めながら心を落ち着かせ、飛ぶのを待ちます。

そうこうしている内に動き出し、滑走路の北側から南側に向かって走り出しました。おお、やっぱり緊張します。
以前の飛行機に比べ、エンジン音は静かになりました。また翼が上にあるので景色が良く見えます。
速度を上げて、ジャーーンプ

飛びましたーー 氷ノ山のイヌワシ目線もかくあらん。（祝・16年ぶりの繁殖）
さて、次からは但馬の空から見た景色を掲載します。行き帰りで撮影したのですが、北から順にお届けします。

中央に円山川と青い八代水門、その右横に防災センターが見えます。
7月に入り日本各地で大雨が降り、大変な被害が発生しました。そんな時の頼みの綱です。
奥には蓼川大橋、手前はＪＲ山陰線が走っています。

上空から見ると芝生のような田んぼの真ん中に府中小学校が見えます。
本来なら夏休みですが、きっと授業中でしょう。がんればれ小学生！ 空の上から応援しているぞ

今年度中に（秋ごろ？）空港付近まで延伸する北近畿豊岡自動車道です。豊岡市内の車の流れがだいぶ変わりそうです。
見えにくいのですが、道路の上に工事車両が確認できます。

中央に上郷橋、右が上郷、左が府市場です。
円山川の右側には河畔林が生い茂っており、野生動物の隠れ家、繁殖地となっています。
川の左側奥は桜並木になっています。春にピンクの縁取りを見てみたいです。

八代の谷が一望できます。中央に八代小学校があります。
この谷では夏まつりに花火が打ち上げられ、打ち上げのドーンのこだまが谷に反射して、結構な迫力と聞いたことがあります。
今年は実施できるでしょうか？三密を避け、是非やってほしい。

左側奥の山麓には730年に開かれた浅間寺、中央の県道宮津養父線の先は出石町となります。
田んぼの幾何学模様が美しいです。

左下が浅間、その先に伊佐、中央付近に伊佐橋、川を渡った対岸が上小田地区です。
但馬の情報誌「Ｔ２」No112号に乗っていた「上小田の柳神社」が見えるような、見えないような。
川の中の妖しい光はきっとこのあたりだ。（？と思った方は112号を見てね）

但馬空港からこのあたりまで飛ぶと高度が上り、雲を下に見て、視界が開けます。
中央から左下に向かう谷が糸井、右下の屋根は朝日集落、中央左寄りが枚田、その奥に向かう谷は竹田方面です。

但馬空港から伊丹まで、約40分の空の散歩。伊丹に近づくにつれ都会の景色も楽しめます。
皆さんもいかがですか？