かきもちは節分までの「寒の水」を使うとカビの発生を防ぐことができる
完全に水分が抜けるまで約一カ月、屋内で乾燥させる
青のり、白、エビ、アワ、ごま、黒豆の6種類あり、それぞれ塩味と砂糖味がある
40枚をわらで編みこみ、一連の“もちのれん”にする
地元産のもち米でつくったもちを縦3.5cm、横7.5cm、4mm厚に切り、2日間寝かせる
乾燥したかき餅は、これから餅のれんにする
わらで編みこみ、一連の“餅のれん”にする作業、許可を得て写真を撮る
寒さが厳しくなるこの時期に生産のピークを迎える
昨年から廃校になった春来小学校で作られている、廊下も餅のれんを提げる竿
廃校の春来小学校、右側校舎でかき餅作り、左側は春来公民館になっている
春来峠の「そば処春来てっぺん」、2年前まではこの中でかき餅作りされていた
そばは十割そばで誠に美味しい
昔、春来峠は兵庫県を代表する難所な峠の一つであった。
山陰と山陽・京阪神をつなぐ国道9号の峠として、日に4,000台の車が越えたと言われる。
昭和50年12月にバイパストンネルができ、峠の春来集落は衰退した。
筆者も独身の時代は250ccバイクで実家へ帰省のためよく通った峠だ。