北近畿自動車道の山東SA「道の駅 但馬のまほろば」に朝来市埋蔵文化センター古代あさご館が有ります。
12月13日まで古代あさご館企画展「竹田城をめぐる考古学」が行われています。特別展示室、9時~17時、但し月曜日は休館、入場無料。
山の上で優美な石垣を見せる竹田城。そのふもとには、普段に城主や家臣が居を構えていたところがありました。発掘調査によって、地下に埋もれていた石垣や虎口が確認され、中国製の磁器をはじめ、土師器の皿・陶磁器類が出土しました。これらの資料が紹介されています。
あわせて、豊岡城跡や八木城跡・出石城跡のふもとに築かれた、豊岡城館遺跡や八木御里遺跡・出石城三の丸からの出土品も紹介してあります。
15日には講演会「豊臣政権と但馬竹田城跡」と題して 西尾孝昌(城郭研究会)さんのお話を聴きました。このみち但馬の第一人者だそうです。
資料の一部に竹田城の復原図が有りました。
珍しいので画像にしてお見せします。
定員50人に対し60人程の聴衆で会場は超満員でした。
竹田城の作りは、朝鮮の倭城によく似ているそうですよ。
興味深いお話で1時間半の時間も足りないくらいでした。
考古学はロマンがあって良いですね。