海開きも間近い夏の山陰海岸、透明感優れ美しい海岸、おっと「異義あり」。冬北西の季節風に乗って打ち寄せられた発砲スティロール、ペットボトル、捨てられた漁具が波打ち際に散乱、隣国のハングル文字製も多くあります。今回国際交流の一環で韓国「南ソウル大学」の学生20名が新温泉町浜坂を訪問、一緒に海岸清掃をしました。
ハングル文字のペットボトル中味を教えあい、海の彼方から漂着した数々のゴミの山に驚嘆、自動車に関心高い若者はタイヤも「ブリジストン!」と。収集したゴミは海上輸送で陸揚げします。
彼等の揃いの日本海色ユニフォーム、背中には「海は人をつなぐ」と記されています。但馬も古代より往来のあった隣国、2時間半の作業後爽やかに次の鳥取へ移動した若者達、交流の機会が今後もあることを念じています。