「東西、とーざい」
広い通りから小路を入ると、客寄せの一番太鼓が聞こえ昔さながらの芝居小屋が
みえてきます。
復元された永楽館で「杮落とし大歌舞伎」の公演が始まりました。
8月1日(初日)~5日(千穐楽)
片岡愛之助さん、他の出演で演目は「操り三番叟、奴道成寺」など、役者さんと観客が
臨場感あふれる舞台が繰り広げられました。
片岡家の屋号の「松嶋屋~」、中村家の屋号「成駒屋~」と盛んに声がかかり
華麗な舞台に劇場は、熱気にあふれました。
(左の写真クリックして下さい)
勿論ですが公演中は撮影禁止の為、写真はありません。
(この写真は、初日前日お練の後の催しの一コマです)
左から中村壱太郎、片岡愛之助、片岡秀太郎の皆さん
公演が終わり一旦幕が下りた後、観衆の大拍手のカーテンコールに、
「片岡愛之助」さんがそれに応えられて、歌舞伎では珍しい
再び幕が開くといった一幕もありました。
東京、大阪などからそれぞれの役者さんのご贔屓さんも駆けつけられているという事です。
廻り舞台、セリ上がりなど今回の公演では出番はなかったのですが、
「匠の技」による復元で「出石永楽館」は立派に甦りました。
街の人達の熱い熱意に支えられ、この劇場が益々栄えていくことを願っています。