11月中旬、秋真っ盛りの玄武洞公園(豊岡市)を訪れました。
公園にはいると立派な紅葉に巡り合えます!
玄武洞公園内もいたるところに紅葉した木々があり、それを目当てに訪れる方も多いようです。
玄武洞公園にある5つの洞のうち公園の名前の由来になっている「玄武洞」です。
まさに自然がつくり出した芸術、見事な柱状の節理(岩石の割れ目)を見ることができます。
約160万年前の噴火によって流れ出た溶岩が冷え固まった際に形成されたており、後に人々が岩石を採掘し、現在のような洞の姿となりました。
山陰海岸ジオパークの重要なジオサイトの一つにもなっています。
玄武洞からの背景には、真っ赤な紅葉と円山川をのぞむことができます。
こちらが青龍洞です。
その名前のとおり龍が昇るような柱状節理をみることができます。
高さ33m、幅40mにおよび迫力があります。
青龍洞の下には、池があり鯉にえさを上げることもできたのですが…緑色の浮草が一面に広がっています。
落石などの危険性からなかなか浮草の撤去ができないのだそうです。
池の石灯篭に硬貨を投げてのせることができれば「幸運になる」との言い伝えがあるそうです。
挑戦してみてはいかがでしょうか?
こちらの洞は「白虎洞」という名前がついています。
横向きの柱状節理をみることができます。
また、洞の大きさが玄武洞や青龍洞とくらべて小さいため間近で岩の様子を観察できますよ!
白虎洞の近くから円山川方面を見下ろすと立派なイチョウの樹を見ることができます。
道端の玄武岩に、落ち葉をならべてみました
豊岡の街中を見ると石垣に玄武洞の玄武岩が使われている光景をよく見ます。
使い勝手の良い石だったようですね…
ただ現在は天然記念物になっていますので許可なく持ち出すことはできないみたいですよ!
こちらの施設では、玄武洞のガイドをお願いすることができます。
紅葉を楽しみながら玄武洞の約160万年の歴史を知るのはいかがですか?
玄武洞ガイドクラブホームページ
http://npo-gcgc.sakura.ne.jp/
こちらをご覧ください。
⇒2020紅葉・豊岡市
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