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竹田城跡ヘリテージ講座 令和元年

10月14日、竹田城跡ヘリテージ講座「城めぐりの楽しみと竹田城の魅力」に参加した
講師は萩原さちこ先生(城郭ライター、日本城郭協会理事・学術委員会学術委員)

小学2年の時に白に魅せられる。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演、講座など行う。

著書に「わくわく城めぐり」「戦国大名の城を読む」「日本100名城めぐりの旅」「お城へ行こう!」「図説・戦う城の科学」「江戸城の全貌」「立地と地形から読み解く戦国の城」他

新聞や雑誌、Webサイトの連載、共著多数

大手門は枡形虎口で巨石・鏡石をふんだんに使用、織田信長の影響を受けている

三の丸通路虎口の立石、織豊時代(織田・豊臣)の立石築垣技術を使っている

曲輪を自然の地形に沿って雛壇状態に築かれていることが伺える

立地的には、播但道、山陰道、国境に近く重要拠点であった

天正5年(1578) 秀吉による播磨平定後、秀長(秀吉の弟)を持って但馬を攻略する

天正6年(1578) 秀吉再び秀長に但馬を攻略させ、竹田城の城代とさせる

秀吉の右腕と言われる弟の秀長を置いた、竹田城がいかに重要拠点であったかが伺える。

天守台の石垣は高さ10m近くあり野面みでは類を見ない、端の算木積みは未発達時と推定される

関ケ原合戦以前の遺跡でこれだけ残されているのは竹田城跡だけと説明される

石垣を築いた当時の城主赤松は2万石だった、2万石でこれだけの石垣を築くのは財政的に無理、バックに中央政権との影響が考えられる。

石垣は街道から見て表側にあたるので見映え良く美しさの工夫が伺える

雲海の出るお城は周りに何もない場所、何もないことは360度眺望がよい証拠、合戦の時お殿様は部下の動きがつかみやすい、しかし敵が攻め上がってきた場合は雲海が隠れみのになってしまう、長所と短所がある。

大きな鏡石(石垣中央の大きな石)も随所に使われている

古城山には大きな石がふんだんにあった証拠だろう。巨石・鏡石が多く用いられているのも竹田城跡の特徴です。

昨日(13日)は朝来市埋蔵文化センターで萩原先生の講座が行われた。

竹田城跡の新たな魅力が再発見させられた今回のヘリテージ(遺産。継承物。また、伝統。伝承)講座でした。

講師の萩原先生は豊富な知識と軽妙な話術を持って参加者を魅了、13日は2時間の講義、14日は1時間30分の現地説明会も『あっ』という間に終わってしまいました。

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