高さ35m、枝張り東西30m、南北31mのカツラの雄株、推定樹齢2000年と云われる
主幹は朽ち、大小約80本の「ひこばえ」がその周囲から発生し、旧主幹を保護するような形で林立
見る方向により朽ちた主幹が覗ける
写真右側の幹は朽ちて無残な光景をさらけ出しているが次世代へのひこばえが後継ぎ
木の周囲は張り出した根を保護するため柵が施してある
大カツラへの道は糸井校区の最深集落の竹ノ内から糸井渓谷に沿って4km上流へ、渓谷は「出石糸井県立自然公園」に属している。緑豊かな山並み、糸井川源流のせせらぎ、自然一杯で風光明媚だ。
渓谷の最奥部にある「大カツラ」は、昭和26年6月9日に国の天然記念物に指定されている。