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生野発・銀の馬車道姫路まで

鉱石の道は但馬人にとって馴染み深いエリア、これに関連して6月の但馬ふるさと特派員活動は銀の馬車道を探索することとしました。生野銀山発姫路・飾磨津までの約49キロの道です。明治9年に完成、正式名称は「生野鉱山寮馬車道」、長い道のりですので発信も少し長くなりますがみてくださいね。
今日の生野銀山
ここからたくさんの鉱石や荷物を馬車に積み運んでいたんですね。織田・豊臣の直轄時代を経て1600年には金銀山奉行を置き、天領として徳川幕府を財政面で支えていました。

生野町づくり工房井筒屋
江戸時代、代官所から採掘権を与えられていた吉川家が代々営んでいた郷宿で、江戸からの要人が泊まっていた宿です。吉川家から土地建物の寄贈を受け、平成15年から地域の活動の場として運営されています。私の知り合いの元気な方々がいつも頑張っています。気軽に立ち寄ってあげてください。

生野銀山のトロッコ軌道跡
明治28年に播但鉄道(現在の播但線)が開通し、馬車からその役割を引き継ぎました。生野銀山からトロッコで生野駅に運ばれます。市川沿いにトロッコの軌道跡が見られます。

市川の対岸から

盛明橋   
馬車道はこの橋を渡って市川左岸を進みます。生野銀山に貢献した 朝倉盛明 の功績をたたえ橋の名前となったそうです。現在は近代風の洒落たデザインで、三代目との事。

馬車道は現在の神河町に入って・・・   大黒茶屋の前には大きな馬車道説明カンバン。

大黒茶屋の前の国道312を渡って200mほどのところにこんな道。馬車道の面影を残す道との説明がついていますが、説明受けてもピンとこないどこにでもある地道です。

馬車道は神河町から市川町、福崎町につながりますが、神河町の「銀の馬車道交流館」で情報を把握し姫路エリアに入りました。
銀の馬車道修築の碑ミニパーク   その名のとおりミニサイズの公園でした。
銀の馬車道設計者、 フランス人のシスレーゆかりのバラ 絆 花壇が 設けられています。

姫路・飾磨津物揚場の跡 
生野発最終のゴールです。これはレンガづくりの倉庫跡で、すぐ近くに海からの水路があります。シスレーの設計で約70万個の赤レンガが使われていたとの事。現在はA化学工業の敷地建物ですから、中をみることはできません。

生野銀山で精錬された銀の精鉱は、飾磨津(現姫路港)から大阪の造幣局へ。
        少し粗けずりですが、貴重な近代化産業遺産を勉強することができました。
        もう少し詳しくは、地域ごとのウオーキングなどで時間をかける必要がありますね。
追記:平成25年7月にオープンした 「姫路みなとミュージアム」に馬車道の情報があります。

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