砂浜の穴の主、スナガニ

執筆 コウノトリ市民研究所   掲載 2016年08月30日 07時21分   カテゴリ たじまのしぜん » どうぶつ

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 砂浜で下を見ながら歩いていると、このような穴を見ることがあります。昼間、この穴の主を近くで見かける事はあまりないでしょう。遠くで人影が動いただけで、すぐに穴に入ってしまいます。


 夜になると近くで姿を見ることができます。懐中電灯を手に撮影しました。これがこの穴の主、スナガニです。甲らの大きさが3センチほどのカニです。


 スナガニ    十脚目 スナガニ科

 このカニは砂浜に巣穴を掘って住んでいます。巣穴の深さは数十センチから1メートル近くにもなります。夜になると活発に動き回るので、観察をするなら夜のほうがいいです。しかし、とても早く走るので、そっと近づかないとじっくり観察することができません。打ち上げられた動物の死体や、砂つぶに付いた小さな藻類などを食べています。




 危険を察知すると、素早く巣穴に入ります。スナガニは水質のきれいな海の、あまり人手の入っていない良好な砂浜に住んでいます。但馬の砂浜に、いつまでもスナガニが住めるよう、我々は気を付けなければなりません。

 写真・文 コウノトリ市民研究所 北垣和也

コバノフユイチゴ 冬苺だけど夏に実がつきます

執筆 菅村定昌   掲載 2016年08月24日 21時08分   カテゴリ たじまのしぜん » しょくぶつ

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コバノフユイチゴ バラ科


一株に一個の果実。食べる側としてはたくさんついてほしい。

 但馬には、16種類ほどの木イチゴの仲間が生育します。
 黄色い実をつけるものが1種類、黒い実をつけるものが1種類、赤橙色の実をつけるものが1種類、白の実をつけるものが1種類、オレンジ色の実をつけるものが1種類で、後は赤い実をつけます。


この規模(写真に写っているのは全体の4分の1くらい)でも結構大きな群落になる。それでも果実はこれだけしかない。

 稀少な数種を除いてほぼ全ての実を食べることができました。
 一株に一個しか果実がつかず、それが離れてあるので集めるのには苦労しましたが、今回、コバノフユイチゴをたくさん食べることができました。 


一度に集められたのはこれくらい。もう一回集めることができた。

 私の感覚では、身近にたくさんある木イチゴと比べてみると、おいしくないクマイチゴとまずまずおいしいクサイチゴの中に入りました。

私のお好みランキング

クマイチゴ<ナワシロイチゴ=コバノフユイチゴ<クサイチゴといった感じです。

 コバノフユイチゴは、名前で分かるようにフユイチゴの仲間です。


フユイチゴ。たくさんの実がつく。

 フユイチゴやミヤマフユイチゴは海岸から低山に生育し、コバノフユイチゴは、ブナの生えるような標高の高いところに生育します。フユイチゴの仲間は、他の木イチゴと違って常緑です。フユイチゴの仲間の葉は、冬の間、雪の下で過ごします。コバノフユイチゴの場合は、多雪地帯の林床に生育しますから数mもの雪の下で過ごすことになります。雪を布団として過ごすためには背が高くなってはいけません。そのためかコバノフユイチゴは、地面を這うようにして広がる匍匐性の木イチゴです。


深く裂ける托葉。フユイチゴの托葉はすぐに落ちるが、コバノフユイチゴは残る。

 木イチゴの仲間は、先がとがったモミジのような形の葉を持つものが持つものが多いです。中には複葉になっているものもあります。その中で、コバノフユイチゴは、切れ込みがなく丸い形をしています。コバノフユイチゴは、常緑であり、切れ込みもないというなかなか個性的な木イチゴのようです。



 フユイチゴやミヤマフユイチゴは、9〜10月に花を咲かせて、11月〜1月に赤い実をつけます。コバノフユイチゴは、5〜7月に花を咲かせて、8〜9月に赤い実をつけます。


一株だけ花が咲いていた。他はみんな食べ頃なのにまだ咲いている。さすがに野生種はいろんな個体がいる。

 フユイチゴやミヤマフユイチゴの実は、雪に埋もれる前に動物たちに利用されてなくなります。きっと糞となって種子がばらまかれるのでしょう。コバノフユイチゴは深い雪の下に埋もれていますので、同じような時期に実をつけていたのでは動物たちが利用することができません。そのために8〜9月に実をつけるように適応したのだろうと思います。






ヤイロチョウ

執筆 コウノトリ市民研究所   掲載 2016年08月18日 10時20分   カテゴリ たじまのしぜん » どうぶつ

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但馬で観察される野鳥の中でも、最も派手やかで、最も出会うチャンスの少ない鳥の代表がヤイロチョウです。漢字で八色鳥と書くヤイロチョウ科の鳥。但馬では夏鳥として観察されますが、確実に繁殖しているという確証はまだ無いように思います。

スズメより一回り以上大きい鳥。正しく8色の羽根を持つということでなく、カラフルという意味での八色鳥の名があります。野鳥観察者の憧れの一種で、毎夏、生息地に通っては出会いのチャンスを待ち続けています。

姿を確認するのは非常にまれですが、特徴的な鳴き声は生息地に入ると聞くことができます。鳴き声の聞きなしは「ホホヘン・ホホヘン」と表記される図鑑が多いですが、実際に聞くと「ホーエン・ホーエン」と聞こえます。

最初の写真は、コウノトリ市民研究所の橋本主任研究員が林道上で撮影したものです。谷から上がってきて枝先に止まったところを見事にとらえました。


長く野鳥観察を続けてきた筆者ですが、毎年のように声は聞いていても、ヤイロチョウの姿を長い間見るチャンスがありませんでした。そして今年の夏、深いブナ帯の林床で幻のようにヤイロチョウと出会う一瞬が巡ってきました。

暗い森を走る林道のカーブを曲がった途端、路肩から飛び立って倒木の上に止まった鳥。コバルトブルーのワンポイントが一瞬目に入り、すぐにヤイロチョウだと認識しました。大慌てでレンズを向けて撮影モードに入ったときには、ヤイロチョウは逃げの態勢に入っていました。2回シャッターを切りましたが、まとな写真は残せませんでした。すぐに飛んで、少し離れたところから「ホーエン・ホーエン」と鳴き、そのまま気配が消えてしまいました。

ヤイロチョウの英名は Fairy pitta 。Pittaはヤイロチョウ属のことで、日本に生息するヤイロチョウはFairy、すなわち妖精の名をもらっています。深山にひっそりと暮らし、人の前に姿をめったに見せず、但馬における生態も未知の部分が多い美しきヤイロチョウは、まさに但馬の森の「妖精」にふさわしい鳥です。

写真:コウノトリ市民研究所 橋本敏男、高橋 信
文:コウノトリ市民研究所 高橋 信

キアミアシイグチ

執筆 稲葉一明   掲載 2016年08月06日 10時34分   カテゴリ たじまのしぜん » きのこ

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キアミアシイグチ   ハラタケ目 イグチ科 イグチ属
黄網足猪口  (Boletus ornatipes Peck)




夏から秋、広葉樹林に発生。傘の表面の色はくすんだオリーブ色から緑黄褐色で少しビロード状である。最大10センチ径ぐらいになるので大型のキノコと言って良いと思う。




イグチの仲間なのでヒダではなく細かい網目の管孔で、黄色からややくすんでくる。柄の色は美しいレモン色から黄色で、全面に隆起した網目模様があるのが特徴。網目は老熟につれて黒ずんでくる。



若いうちは全体がレモン色で美しい。柄の網目も美しい。森の中で出会うと嬉しくなる。
残念ながら苦みがあるので食べられない。



よく似たキノコにキアシヤマドリタケ(仮称)Boletus auripesがある。こちらはもっと大型でずんぐりしており、食用として優秀なヤマドリタケモドキの柄が黄色いやつという感じらしいが、私はまだ見たことがない。

海水浴で見られる魚

執筆 コウノトリ市民研究所   掲載 2016年07月31日 07時21分   カテゴリ たじまのしぜん

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 夏本番、海水浴シーズンです。海に行かれた方、これから予定されている方もあることでしょう。今回は海水浴で見られる魚のうち、代表的なものを挙げてみます。

メジナの稚魚    スズキ目 メジナ科

 メジナは別名「グレ」と呼ばれている魚です。稚魚は群れをつくり、浅瀬を泳いでいるのをよく見ます。

 この写真を撮った場所は膝よりも浅い波打ち際です。けっこう浅いところにいる事があります。私の経験では、海水浴では最も目にする機会が多い魚ではないかと思います。




 ヘビギンポ    スズキ目 ヘビギンポ科
 この魚は岩場に住んでいます。波打ち際にもいますので、見つけやすい魚です。黒い体に白のラインが目立ちます。


 左・キュウセン 右・ホンベラ   スズキ目ベラ科
 よく見られるベラの仲間です。砂地に住んでいて、浅瀬で見ることもよくあります。手や足で底の砂などを舞い上げると、エサを探しに寄ってくることがあります。

ここに挙げた種は、海水浴で見られるもののうち、ごく一部です。足がつく浅瀬にも多様な種の魚が生息しています。今年の夏は海水浴に行かれたら、水中メガネをつけて観察されてみてはいかがでしょう。

 写真・文 コウノトリ市民研究所 北垣和也

ヤブカンゾウ

執筆 菅村定昌   掲載 2016年07月24日 22時31分   カテゴリ たじまのしぜん » しょくぶつ

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ヤブカンゾウ  Hemerocallis fulva L. var. kwanso Regel ススキノキ科



 「お、いい感じで咲いてるぞ」と思いながらもなかなか写真を撮る時間が取れずにいました。



 車から横目で見ると花の姿がすっきりとしているし、雄しべもたくさん見えました。これは、ノカンゾウかなと思っていました。でもじっくりと見てみると花びらの数は10枚以上あります。これは八重咲きです。一重はノカンゾウで、八重はヤブカンゾウです



この淡い緑でよく目立つ。堤防を歩くとすぐに見つかる。

 ヤブカンゾウは、人里近くの道端や堤防にたくさんあります。春先は、他の植物が少ないのでよく目立ちます。もっともこの時期は、ヤブカンゾウとノカンゾウの区別は付きませんが、但馬ではノカンゾウはまれですので、ヤブカンゾウと思って大きく間違いではないでしょう。この時期は、ヤブカンゾウは山菜として有名です。http://www.tajima.or.jp/modules/nature/details.php?bid=465 に記事があるので参照して下さい。



少し大きくなりすぎているが十分おいしい。

 春先には至るところに見られるヤブカンゾウですが、花はあまり見かけません。人里近くの道端や堤防に生えるので花が咲く前に刈り取られてしまうのです。



 私の村は選抜チームが堤防の草を刈ります。私が参加するときは、ヤブカンゾウだけを残して刈り進めようとしていますが、草刈り機でヤブカンゾウだけを刈り残すのはなかなか難しいものがあります。数年間、努力して残し、花が咲いたときはうれしかったです。


葉はこんな感じ。


このつぼみは湯がいたり炒めたりして食べるとおいしいらしい。乾燥したものは「金糸菜」として中華食材店でも売られている。たくさん花が咲くなら食べてみたいがそんな場所には出会えない。草刈りのタイミングを考えたいと思う。


 ヤブカンゾウは、一日花です。属名のHemerocallisは「一日の美しさ」という意味で一日花であることを表しています。但馬には、他にノカンゾウとユウスゲが自生します。ヘメロカリスという名前の園芸植物も同じ仲間です。

サシバ

執筆 コウノトリ市民研究所   掲載 2016年07月14日 18時01分   カテゴリ たじまのしぜん » どうぶつ

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谷沿いの立ち枯れの枝先に、サシバが止まっているのを久しぶりに観察しました。サシバはカラスよりひと回りほど大きいタカの仲間で、但馬には夏鳥として飛来し山中で繁殖します。谷地田が人の手によって管理されていた時代には、山の田んぼを餌場としているサシバも多く見られました。山の田んぼの多くが放棄された今では、すっかり珍しい鳥になってしまいました。


今回サシバがいた場所は、やはり谷地田のそばでした。木の上からしきりに地上を覗いながら、鋭い視線で餌動物を探します。すーっと音もなく急降下したかと思うと、すぐに獲物をくわえて同じ枝に戻ってきました。ご馳走は、どうやらモリアオガエルのようでした。


食べ終えると、「ピッ・クィー ピッ・クィー」という特徴的な鳴き声を上げながら、森の中へと飛び去って行きました。

写真・文 コウノトリ市民研究所 高橋 信

キソウメンタケ

執筆 稲葉一明   掲載 2016年07月02日 15時26分   カテゴリ たじまのしぜん » きのこ

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キソウメンタケ(SP.)   ヒダナシタケ目 シロソウメンタケ科 ナギナタタケ属
黄素麺茸           (Clavulinopsis helvola)




 ソウメンタケの仲間は、キノコ図鑑の中でも一種独特で存在感がある。ひょろりとして立ち上がりる形状。赤、白、黄、紫、、、色とりどりで華やか。
 キソウメンタケは黄色からレモン色で、この個体は森の中でレモン色に蛍光色を帯びたように見えてとても美しかった。
 夏から秋、林内地上生。3~10センチ程度、中空。単生あるいは束生。先端は尖らず鈍頭、まれに分岐する。老熟すると先端は色濃くなるものが多い。根元はすぼまっているとの記載が多いが、写真のものはそうとも言えない。微妙な変異も多く、複数の信用できそうなサイトで紹介されているものを見てみると、同種とは思えないくらい幅が広い。一口にキソウメンタケといっても分類が進めば多種に渡っていているのかもしれない。属についてはシロヒメホウキタケ属としているものも多い。こちらはRamariopsis helvolaと記載 。よくわからないので、キソウメンタケ(SP.)としておきます。

こちらは老成

湿原の絶滅危惧種 ヒラサナエ

執筆 上田尚志   掲載 2016年06月28日 07時05分   カテゴリ たじまのしぜん

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中国山地の草原や湿原には寒冷期の動植物が点在して生息していることが多い。いずれも生息地は分断され絶滅の危機に瀕している。ウスイロヒョウモンモドキは中国山地の草原の絶滅危惧種として有名だが、このヒラサナエは湿原の絶滅危惧種だ。湿原の中の小さな流れ、カキツバタやオタカラコウが生えるような場所が生息地。中国山地でも限られた場所にしか生息せず、兵庫県のレッドデータAランク。5月から7月にかけて現れる。植物の葉に止っていることが多く、生息していれば見つけること比較的簡単。但馬高原植物園内の湿地にも生息するので、ここで観察するのがおすすめ。



ヒラサナエのメス。よく似た種が多く、ていねいに見ないと識別は困難。



ヒラサナエだと確認するにはオスの腹部末端をマクロ撮影しておくとよい。

シロウマアサツキ 

執筆 菅村定昌   掲載 2016年06月25日 09時27分   カテゴリ たじまのしぜん » しょくぶつ

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シロウマアサツキ ヒガンバナ科ネギ属





これはシロウマアサツキです。



 アサツキはお店屋さんにも売っています。優秀なネギです。但馬にはたくさん自生しているとずっと信じていました。そして、いろんな人にアサツキですと言ってきました。



 ところが、アサツキではなくシロウマアサツキでした。思いこみのなせるわざです。図鑑の記述を読んで花を見るとアサツキでないことは一目瞭然です。あまりに普通にあるので読んでませんでした。深く反省です。



 アサツキに違いないと思いこんでいました。だってシロウマアサツキという名前ですよ。きっと白馬岳周辺に多いのでしょう。白馬といえば、北アルプスの白馬岳(2932m)です。どう考えても北方系の植物か高山植物だと思います。この植物は、但馬では、海岸線近くに特に多いです。海岸は温かいところです。海岸に多い植物を高山植物とはなかなか思いませんよね。


ここは砂浜の終端部。少し数が減った。竹野。

 しかも、北方系だと思っていたシロウマアサツキですが、白馬岳のある長野県では絶滅危惧種になっています。本家本元の長野県で稀少なら但馬にたくさんあるわけないと思うのが普通です。ちなみに、東日本では、 青森県、秋田県、福島県、群馬県、新潟県、長野県で絶滅危惧種に指定されています。北方系と思われている植物が北日本で絶滅に瀕しています。特別に稀少な植物に違いないと思いませんか。こんなものが西日本に普通にあるなんて思いませんよね。



 「まさかシロウマアサツキが但馬にあるなんて」と思ったのは私だけではありません。植物を専門に研究されている方々が書かれた本にもアサツキと書かれていました。例えば、昔の図鑑には、「本州(中部地方以北)・北海道」などど書かれていました。今の図鑑には、「北海道、本州(北から山口県まで)、サハリン(樺太)、北朝鮮、アジア東北部、東シベリア。」などど書かれています。よく言えば、生き物の世界は奥が深いというのか、まだまだ楽しみがたくさん残っているというのか、・・・ですね。



 2008年に「京都府北部に点在することが明らかとなりました」という報告が出ました。(日本植物分類学会誌『分類』 Vol. 8 - No.2 津軽俊介「日本植物分類学会賞受賞記念論文 標本に学ぶ」)「きっと丹後だな、但馬にもあるに違いない。但馬も調べなきゃ」とは思いましたが、点在するという言葉に捉えられて、但馬にあっても稀に違いないと思い、後回しになりました。この時に写真を見るくらいすればよかったと思います。一目で分かるんですから。


2003年に撮った写真。この写真だけでシロウマアサツキだと分かる。一手間惜しんだのが大失敗。


 京都府レッドデータブック2015に「高山の草地を中心に分布しているものだが、近年府北部に広範囲で生育することが確認された。」「強健なものであり個体数も少なくない」とありました。「但馬にもたくさんあるに違いない。今度こそ調べなきゃ」と思いました。そんな時に、コウノトリ市民研究所の「コウノトリ野鳥観察会6月」がアナウンスされました。観察会はアサツキの群生地がある場所です。早速、申し込みました。

 観察会の場所には、かつて一面にアサツキが広がっていました。草刈りの頻度が低くなって年々まばらになってきていますが、毎年のように自然学校で子どもたちに「アサツキです。野生のネギです。おいしいです」と説明してきました。


かつてはアサツキだけが広がっていた。今は、こんな状態だ。奈佐。

 一目でシロウマアサツキと分かりました。区別は実に簡単です。
 アサツキとは花の構造が異なります。花弁に対するおしべの長さが違います。

  アサツキ     雄しべの長さが花被片の1/2〜2/3
  シロウマアサツキ 雄しべの長さが花被片と同長


明らかに雄しべが突き出しているので、これはシロウマアサツキ。神鍋。

 花からおしべが突き出して見えていれば、シロウマアサツキです。
 もう一つ大きな違いがあります。シロウマアサツキは種子をつけますが、アサツキは種子をつけません。
 花の時期と種子の時期以外は識別は困難です。このこともシロウマアサツキがアサツキと思われていた原因の一つだと思います。

 どうやら但馬のアサツキは、シロウマアサツキのようです。アサツキを見つけることの方が目標になりそうです。



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