七月七日の夜は、天の川を隔てて輝く、彦星と織姫が一年に一度だけ会うことを許された日です・・・
この日に、生野まちづくり工房井筒屋で七夕の催しがありました。
この日に入籍をするという幸せなカップルにご協力いただきました。
天の川にみたて、橋の両側から歩く二人が真ん中で出会い共に歩いてきます。
長持ち唄が歌われる中を歩く花婿と花嫁さん。
家での結婚式には親族や近所の人が集まり厳かに・・・
生野銀山開坑千二百年、この長い歴史に受け継がれてきた古式ゆかしい結婚式の再現です。
雌蝶(女の子)の注ぐ三三九度の盃。
雄蝶(男の子)の「お魚ここに」という言葉を合図に固めの盃を交わす。
今ではほとんど見ることのなくなった結婚式の再現です。
七夕と結婚式をうまく演出された素晴らしい催しでした。
見に来ていただいた方に配る「嫁さん菓子」も七夕にちなんで金平糖になっています。