朝来市上岩津にある鷲原寺で4月15日に大祭が行われ
奥の院「岩屋観音」のご本尊がご開帳になりました。
駐車場からは谷筋にそった坂道で自然石を敷いた参道を
登ること800m。 途中一緒になったのは、毎年この
お祭りに岩津のおばあちゃんの所へ来てお参りしている
という神戸のりょうやくんとるなちゃん。
子供達に励まされながら、なんとか登りきったと思えば、
最後の急な石段が待っていました。
この石段の上り口にある石灯籠は但馬では最も古い
ものの一つで、寛文十年(1670)と刻してあります。
護摩のお焚き上げの様子
この奥の洞窟に十五体の石仏と磨崖仏一体が安置され
不動明王像には永仁四年(1296)と刻まれているとか。
下山後は鷲原寺で地元のご婦人達の用意してくださった
お煮しめとおにぎりでお腹がいっぱいになり、
心のこもった接待に温かい気持ちになれたひと時でした。
最後まで付き合ってくれたりょうやくん、るなちゃん。
ありがとう! 🙂