国の重要無形民俗文化財に指定されている淡路人形浄瑠璃公演が21日出石文化会館(ひぼこホール)で開催されました。
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出し物は
傾城阿波鳴門「順礼歌の段」
母が順礼の我が子を涙ながらに追い返す悲しい物語
「ととさんの名は阿波の十郎兵衛・・・・」の名せりふで有名
えびす舞
恵比寿さんが庄屋さんの家にやってきて御神酒に酔って福を呼び込む舞をコミカルに表現した物語で最後には大きな鯛も釣り上げます。
本朝廿四孝「奥庭狐火の段」
上杉謙信の娘八重垣姫が武田信玄の嫡子勝頼に狐の力を借りて氷の諏訪湖を渡り危機を伝える物語
1体の人形を3人の人形遣いが心を合わせて演じる見事な表現と、義太夫による感情溢れた語りに三味線の響きが加わり、観客は涙しそして笑い大きな拍手を送っていました。
幕間では、人形教室が開かれ観客3人が実物の人形で遣い方を教えてもらいました。
舞台は撮影禁止でしたが、公演終了後「奥庭狐火の段」の人形遣の方と人形を撮させていただきました。この人形を3人で遣い演じました。