新温泉町と香美町境の久斗山麓を流れる渓谷は落葉広葉樹が繁茂し、紅葉に彩られています。
清流が注ぐ小滝、傍らには神社跡もあり伝説を秘めた滝壺です。
大雨で増水すると沈んだ石が回転してできたポットホール、深そうでした。
上流集落にある大杉神社のブナ、ケヤキ紅葉と「大ヒノキ」樹齢800年とか言われています。
根元に埋めて発酵させた「万年酒」は10月祭礼日に酒の出来で村の吉凶を占う伝統行事が
現在も行われています。
久斗川上流は古代製鉄「たたら跡」が多くあり、近くには鍛冶屋さんが信仰する「金屋子神」が
祭られています。
現在たたら跡は埋め戻され静寂な自然となっています。