新温泉町の「春来峠」地元博学者の案内で歩きました。
村の正面にそびえる「城ガ山」562mの頂上には鎌倉時代の城跡があるそうです。
この地には縄文土器も発掘されており香美町村岡と新温泉町湯村温泉の境界要地だったのでしょう。
これまた古いお寺ですね、「萬福寺」と言い創建は平安時代だそうです。
寺墓地には平家の末裔も眠っています、現在戸数62戸でお寺を維持するのは大変だと思いました。
村内の古道は秀吉中国征伐の時歩いたであろう道です。戦国時代が浮かびますね。
現在は閉校となっている「春来小学校」、最盛期、昭和20年代戸数100戸住民600人生徒数100人
位居た村立小学校でした。
現在が湯村温泉の学校に通学している生徒はひとケタです。
村内歩いて感心したのは62戸中61戸に車が入れる道が整備されていることです。
バブルの時工事したそうです。
今春来の看板はそば処「てっぺん」、地元産の蕎麦中心で10割蕎麦を守り国道から離れていても
開業以来黒字経営だそうです。