前回の瀞川滝を訪れた以降、膝の調子が良くなく、どこかお手軽に行ける滝はないかと探してみました。
あるんですね、駐車場から歩いて5分で行ける但東町西谷の「清竜の滝」。この名前をよくよく見て、「滝」というのは、竜に水(さんずいへん)と書いて、これは空から雨をまとって竜が降りてきた様子を見たてたんだろうなと、妙に得心したことでした。さっそく8月29日の夕方前に、サラッと、のこのこ出かけたのでした。
国道426号の合橋小学校の前から県道56号へ向かう交差点に、大きな看板が立っています(写真・上左)そこから約5㎞弱、天谷峠に向かって進むと駐車場があります(写真・上右)。トイレや立派な東屋、流れの緩やかなところもあるので、小さいお子様連れでお弁当を持って、十分に楽しめると思いますよ。
駐車場から坂を下ると鉄製の赤い橋が架かり、その先にはもう滝が見えています。なんというお手軽さ!
歩いて5分もかかりません。清竜の滝です。行くのにお手軽とはいえ、落差は20m、十分に迫力があります。
全体像としては本体と小段の落差、岩肌を水がすべり流れるところもありますね。
滝の中に何か見えると思いませんか?香美町の猿尾滝には仏像やマリア様がおられるそうですが、この滝にもいました! 岩全体で動物の顔と肩あたり、、。正解は一番下で
滝の近くには、兵庫県指定文化財の十一面観音立像がありますが、お堂の中で見ることができません。残念。
時間のある方はそのまま県道を南下してみてください。棚田のような田園風景から山路へと続きます。道路がきれいに整備され、ゆっくりとドライブするのも気持ちが良いです。天谷峠を越えれば夜久野町です。
さて、滝の中の動物は「ゴリラ」でした。見えますよね?