みなさんこんにちは。
但馬の道の駅でおいしそうなものをレポする「たじま道の駅グルメ旅」シリーズ。
前回に引き続き、新温泉町にある道の駅「山陰海岸ジオパーク 浜坂の郷」の様子をお届けします。
前回は、お食事処で「地エビィートランチ」をいただきました。
「とろっ」「ぷりっ」のえびを堪能しましたよ。
前回の記事 → 道の駅「浜坂の郷」で、とろっ・ぷりっエビ三昧 ~たじま道の駅グルメ旅③~
なんと、この道の駅は地元産のお土産物が盛りだくさん!
今回はその様子を中心にお届けしますので、最後まで読んでもらえるとうれしいです。
それでは、とっておきのお土産物を紹介していきますね。
まずは、とれたて新鮮なさばを漬けこんだ「へしこ」です。
ご飯のお供、酒の肴、お茶漬け等々・・・なんでも合いそうで食欲がそそります。
日本海でとれたスルメイカを天日干しをして、小さいサイズにカットし、糀に3~4ヶ月漬け込まれています。
これも酒のあてにピッタリですね。
国の名勝・天然記念物に指定されている但馬御火浦(みほのうら)海岸の天然わかめ。磯の香りとしっかりした歯ごたえで、しゃぶしゃぶで食べるのがおすすめということ。
また、写真左はイカまるごと糀漬けしたもので、炒飯やパスタの具材にしても美味しいらしいですよ。
美味しそうな酒の肴が続いたので、ここで新温泉町の地酒を紹介しますね。
(株)文太郎で作られている日本酒です。銘柄の文太郎は、深いコクでしっかりとした味があり、米由来のふくよかで落ち着いた香りのお酒です。
ちなみに「文太郎」とは、浜坂出身の孤高の登山家「加藤文太郎」にちなんだものです。
山陰沖でとれた甘えびを素干ししたものです。えびの美味さと海老ミソが凝縮した一品で、フライパンやレンジで加熱して食べると美味しいということです。
全国一の水揚げを誇るホタルイカを使ったもので、ホタルイカのコクと糀の旨味を詰め込んだカレーとトマトパスタソースです。数匹の「ほたるいか」がまるごと入ってるらしいですよ。
但馬牛まんじゅうは、なめらかでしっとりした生地と、黄身あんたっぷりの上品な甘さの一品。
但馬牛せんべいには但馬牛のミンチが練りこまれて、味噌ダレの味付けがされています。
お土産に迷ったらこれかな?
新温泉町で自生するハマダイコンを食用に改良して作られた、鍋用ぽん酢、おろし塩ぽん酢、ノンオイルドレッシングです。
「ハマダイコン」とはアブラナ科の多年草でダイコンが野生化したもの。海岸の砂浜に成育し、畑で育つダイコンとは違います。刺激的な辛みが特徴です。
新温泉町と言えば「とち餅」。独特の風味の素朴な味があんことマッチする大好きな一品です。
栃の実のアクを抜いて加工するのに半月以上かかり、手間と暇がかかるお餅と言われています。
なんていうのかな・・・「大人の味」って感じですよね。また食べたくなりました。
湯村温泉の「荒湯」で作った生キャラメルを生地に練り込んだお菓子。
缶入りの練乳を荒湯の湯つぼに10時間漬け、生キャラメルが作られます。
ネットでも販売されていますよ。
他にも、今風のスイーツがたくさん並んでいました。
美方大納言小豆が使用された「抹茶フィナンシェ」。新温泉町の純粋はちみつで作った「はちみつカステラ」。オーガニックファームたにぐちのアイガモ米で作られた「米粉のマドレーヌ」。栃の実と美方大納言小豆が入った「栃ようかん」など、女子が嬉しいスイーツがたくさん!
「浜坂ちくわ」を製造されているちくわ屋さんが、液状豆腐をわらび餅に混ぜ合わせた新食感スイーツで、柔らかくぷるるんとした口当たり。
テレビ東京の「男子ごはん」という番組で紹介されたそうです。
地元の岸本養蜂場でとれた「はちみつ」。
はちみつの種類は5つあり、花蜜によって趣が変化する純度100%の完熟蜂蜜です。
おなかも満足したところで、ここからはこの道の駅の「顔出しパネル」を紹介していきますね。
「顔出しパネル」って意外と面白いんですよ!
ちょっと恥ずかしいけど、童心に戻ってチャレンジしてみてください。
ポイントは恥ずかしがらず、しっかり顔を入れて、ちょっと変顔をすること。
写真に撮ると腹がよじれるほど笑えますよ。
おもしろい顔出しパネルがたくさんありました!
顔出しパネルマニアにはたまらないでしょうね。
おすすめは、このパネルのイカ!
麒麟獅子にかまれてる子供もおすすめです。
みなさん、ぜひ一度試してみてください!
せっかく来られたのであれば、ぜひ観光も。
近くのスポットを紹介すると、
◆七釜温泉ゆ~らく館:七釜の地名の由来ともなった大釜の露天風呂で、贅沢な源泉かけ流しの湯が堪能できる日帰り温泉。(車で約5分)
◆浜坂駅周辺:浜坂先人記念館「以命亭」、加藤文太郎記念図書館、あじわら小径、浜坂漁港等散策スポットがたくさん。まずは、まち歩き案内所「松籟庵」で情報収集を。(車で約10分)
◆山陰海岸ジオパーク館:ジオパークの岩石や模型の展示や体験コーナー等がある資料館。(車で約10分)
◆浜坂県民サンビーチ:山陰海岸国立公園の区域内にあり「日本の白砂青松100選」にも選ばれているビーチ。松林の中でのキャンプも楽しめる。(車で約10分)
◆湯村温泉:春来川のほとりに湧く日本屈指の高熱温泉。元湯は98度の高温泉が毎分470リットル湧出す。ドラマ夢千代日記の舞台としても知られているところ。(車で約15分)
◆上山高原エコミュージアム:上山高原周辺をまるごと生きた博物館に見立て、新緑・紅葉・ススキ・かんじきハイキング等、四季折々のプログラムが企画されている。(車で約20分)
◆但馬牧場公園:但馬牛やいろんな動物とふれあえ、農産物の加工体験教室や季節ごとのイベントも盛りだくさん。但馬牛博物館もある。リフトで山頂まで登れる。(車で約25分)
◆そば処 春来てっぺん:春来峠のてっぺんにあり、地元で栽培したそば粉を使った十割そばが味わえる。山菜や地元野菜を使った天ぷら、そばカリントウも好評。(車で約25分) 等々
但馬の方も、但馬外の方も、ぜひ但馬を満喫してくださいね!
道の駅「山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」
兵庫県美方郡新温泉町栃谷57
TEL 0796-80-9010、公式ホームページ
それでは、次回もお楽しみに(財布と体重計をにらみながらの不定期更新です)。