春とは云え、大変あったかいので、スクーターに乗って春の円山川を見て回りました。ご紹介は概ね上流から下流へ。
桜は散ったか、土手の花は咲いているかしらん、明日は雨だよね、等など小さいことを考えていても、、、
円山川は悠々と流れるのでした。
堰の段々に水が光りながら落ちていきます。
写真を撮っていると、見知らぬ60代男性が声をかけてくださいました。「赤、白、ピンクの珍しい桜があるから見に行きなさい」
上の写真の左隅に映っている桜です。せっかくだからと見に行くと、おおー、きれいではありませんか。
後で調べると、ハナモモではなかろうかと思われますが、いずれにしても、教えてくださったあの時の方!、有難うございます。
私の好きな場所です。上が下流で、白と黄色のグラデーションです。奥には桜づつみがあります。
下は上流です。芽吹き始めた若葉が川面に映ります。趣がある落ち着く場所です。
このあたりの土手は真っ白です。アブラナ科のハナダイコン、あるいは大根の野生種だそうです。
2007年ごろから急に増え始めたとのこと。食べられるらしいのですが、皆さん、いかがですか~?
円山川水系の支流、出石川の加陽湿地付近です。こちらはカラシナの黄色で染まっています。サギが数羽、食事をしていました。
川幅が広いですね。両岸は雪が積もったように白が目立ちます。このあたりの上・下流には、生き物の多様性を創出、再生する湿地環境がつくられています。写真右側の水路状の構造や、川底が一段浅くなっているのが分かりますか?
対岸に玄武洞が見えます。新緑の緑がきれいですねえ。左側のキノコの群生のような建物は、玄武洞ミュージアムです。ジオパークや鉱物の不思議を学ぶことができます。
城崎大橋からの眺めで、川幅ひろっ、て感じです。
左は城崎温泉街、右側には新城崎大橋の工事現場が見えます。川面を渡る風が気持ちいいです。
新城崎大橋の工事現場です。何本ものクレーンが青空に伸びて工事を進めています。
延長は約561メートル、幅員は現大橋の2倍以上の11.25メートル、歩道が整備され大型観光バスも通行できます。また、円山川の流れを阻害していた橋脚も22基から5基に減らされ、観光、防災に大きな期待をかけちゃいますね。完成が待ち遠しいです。
河口にたどり着きました。朝来市生野町円山から流れ下った円山川の旅の終わりです。河口の先には津居山湾、そして日本海が待っています。海に戻り、雲となって、また円山川に帰ってくるのでしょう。
上左:ウが羽を休めています。
上右:灯台だと思うのですが、斜めになってないかい?
下左:段々岩で見張り台として使われていたのだとか。私も上がってみようと思ったのですが、下を見るとえらい不安定そうでやめときました。
下右:灯台の下にはカモとおぼしき鳥が食事の最中です。
川面を渡る春風に吹かれながら、散歩するのは気持ちいいですよ。皆さんもいかがですか?