”名物ガイド” 明延鉱山ガイドクラブ 藤尾会長にご案内いただきます。
どんなお話が聞けるのか?とても楽しみです。
探検坑道の総延長は、650メートル。
1989年にオープンし、2007年 国の近代化産業遺産に認定されました。
いよいよ坑道の中に入ります。少しドキドキ。
鉱脈の良鉱部が巨大な空洞になって残っています。高さは約20m。
下から上へ掘り進めるため、掘削の途中に落盤があると大きな事故に繋がります。
まさに経験と勘を頼りに、命を懸けた作業であったことが想像できます。
明延鉱山は今から約1270年前に開山され、国内有数の鉱山として発展しました。
当時は全国から多くの人が集まり、明延地区は鉱山と共に大きな賑わいをつくり上げてきました。
日本の近代化を支えた明延鉱山!
藤尾会長の ”明延愛” 溢れるガイドに惹きこまれ、当時の鉱山の様子が彷彿として浮かびます。
鉱石に沿って上向きに掘り進める機械です。
1台の重量はなんと!40kg。
坑夫の逞しさにあっぱれ!!
坑道の気温は、年間通じて12~14℃程度。
夏は涼しく、冬は暖かく感じますよ!
明延探検坑道は、通路の舗装を行わず、当時の姿を保っているため、実際の坑道を生で感じることができました。
藤尾会長、豊富な知識に加え、ユーモアたっぷり! 長時間に渡る熱い熱いガイドありがとうございました。
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