豊岡駅から車で10分で行ける場所に、本格的な自然を満喫できる滝があるのを知っていますか??
豊岡市街地から竹野・香住方面に向かう国道178号線を進み、ローソン豊岡新堂店を右折するとあるバス停が見えてきます。
どスレートに「滝」という名前のバス停で、周辺も豊岡市滝という住所です。
どんな滝があるのか楽しみですね!
バス停の近くには、小沼(こぬま)の滝まで500mという看板があります。
矢印の方向にすすんでいくと…
車が2台ほど止められるスペースが、地域の公民館らしき場所にあります。
ここから車を置いて歩いて滝に向かいます。
滝集落には、小沼の滝から流れてきているのでしょうか清流が家々の間を流れています。
その川に沿って、せせらぎに耳を傾けながら滝の集落をすすんでいきます。
集落を抜けると、鹿よけでしょうか?柵が設置されており手動で開けることができます。
柵を超えると雰囲気が一変し、一気に山の中に来たような大自然の雰囲気になります。
この付近から滝から水が落ちる音が聞こえてきます。
駐車場から、5分ほどあるいた頃、小沼の滝が見えてきました。
滝に向かう道には小さなトイレも設置されています。
だんだんと滝が近づいてきます。
滝を訪れる方が休めるような建物ものありました。
小沼の滝の前には不動尊の祠が建てられています。
不動尊の近くにある手水舎も苔むしていていい雰囲気を醸し出していますね。
不動尊を過ぎると、もうすぐ目の前に小沼の滝が現れます。
落差10mの滝ですが、滝の間近まで行くことができるのでとても迫力があります。
滝を流れる岩肌は玄武岩で、玄武洞公園で見られる玄武岩と一連のものだそうです。
雪解け水なのか流量は多く、本流の滝のそばには、修行のため?の打たせ水が流れる場所があります。
滝の右手付近には、玄武洞で見られるような柱状節理も観ることができます。
足元には、玄武岩が多数落ちていました。
こちらも玄武洞と同じようにかつて石切り場に使われていたのでしょうか?
よく見ると滝までの道の階段や集落の石垣にも玄武岩が使われていました。
豊岡の街中では、玄武洞の玄武岩が石垣などで使用されていますが
この地域では、小沼の滝の玄武岩が使用されているのかもしれませんね。
小沼の滝は、豊岡駅から車で10分、徒歩で10分と豊岡市街地から気軽に訪れることのできる滝でした。
ふと、大自然を味わいたくなったら小沼の滝でマイナスイオンを浴びに行きませんか?