2021年1月7日のお昼過ぎ、香美町香住区を通りがかりました。
激しい雪と風が吹いていたので状況を写真に収めました。
まずは、橋梁で有名な余部地域です。
吹雪でほとんど見通すことのできない状況で真っ白の世界でしたが、そこに現れる巨大な橋梁は迫力がありました。
道の駅あまるべさんも正面はシャッターを閉めて風雪をしのいでいました。
サイドから入ることができましたよ!
夏に行われる香住ふるさとまつりのメイン会場となるイベントスペースしおかぜ香苑にやってきました。
さわやかな潮風…とはいかず肌を刺すような強烈な吹雪でした…
続いて香住漁港西港です。
海はおおしけのためこの日は、漁船が漁港に停泊していたようです。
香住海岸の景勝地、岡見公園に来てみました。
岡見公園のシンボルである灯籠もすごい風に吹かれていましたがしっかりと立っていました。
ふだんなら灯籠の背後に海が広がっていますが真っ白で何も写っていないですね。。
岡見公園の断崖からはうねる大荒れの日本海を眺めることができます。
動画で状況を撮りましたのでその迫力を見てみてください。
今子浦海岸のかえる島、写真左側の岩がかえるに見えますよね
このかえる島は昔から祈願岩として様々な願いを叶えてきたとされています。
「何かをかえる」願いがある時、このかえる島に祈願すると「かえる」を叶えてくれるのだそうです。
(例えば、「無くしたものが手元に返る」「自分の性格を変える」など…)
そんな願いを込めた絵馬を飾ることのできる場所がありました。
カエルの絵馬は、香住観光協会や町内の宿、市内のお土産屋さんなどで購入できます。
少し海岸から離れて、円山応挙の襖絵で有名な大乗寺を訪れました。別名応挙寺とも呼ばれています。
このあたりでは、雪が5センチほど積もっていました。
大乗寺の客殿屋敷前には雪囲いがされています。
雪が囲いの入り口から中を見えてみると円山応挙の像が鎮座しています。
このご時世もありしっかりとマスクもしていましたよ!
但馬を代表する酒蔵・香住鶴さんの工場にも立ち寄りました。
香住鶴さんの商品を買うことのできる直売所「福智屋」があります。
寒い日が続いていますので、家に帰っておいしい日本酒の熱燗をいただきたくなりますね。
今シーズン、但馬地域には早くから雪が降り始めましたが、日本海に近い地域はこれまでそれほど積もっていませんでした。
明日8日にかけて雪が降り続く予報となっていますので、今回は少し積もりそうですね。
冬の但馬海岸の記事はこちら
取材日:2021年1月7日