2020年12月中旬の初雪から1週間と少しが経過した神鍋高原にやってきました。
12月の初雪としては何十年ぶりに大雪となってしまったため但馬北部の各地で停電などの被害が発生しました。
神鍋高原でも多くの場所で停電しており雪という自然の驚異を思い知らされました。
とはいえ神鍋高原や但馬各地のスキー場などにとっては、恵みの雪でもあります。
今後は、生活に影響のない範囲で雪が降り積もってくれるといいですね。
まずは、全但バス但馬ドーム近くの名瀑・八反滝に行ってみたいと思います。
雪でどんな状況になっているかなーと思っていましたが、駐車場は2台ほど車が止めれるように雪かきがされていました。
駐車場からは、すでに滝の流れる音が響いていて、木々の合間から滝の姿をのぞくことができます。
八反滝への遊歩道は、完全に雪に埋もれており手すりの半分近くまで雪が積もっていました。
なので、無理に滝まで行くことはおすすめできませんので、自信のない方は駐車場から滝をお楽しみください。
なんとかすべりながら滝つぼの方まで降りてきました。
八反の滝は、落差約24mをまっすぐに落ちる滝で、神鍋高原エリアでは最大級の滝とのことです。
大きな滝つぼに透き通った水がたたえられていて、美しいですね。
雪の中で見る八反滝では、白と緑のコントラストを楽しむことができます。
八反滝の背後にひろがる「まぼ渓谷」です。
ごつごつとした大きな岩があちこちに点在していてその合間を縫うように渓流が流れています。
その上に雪が覆いかぶさり、岩の迫力と美しいモノトーンの風景を同時に楽しむことができます。
八反滝を含む神鍋高原の稲葉川一帯は、神鍋溶岩流と呼ばれ、約2万5千年前に神鍋火山が噴火から流れた溶岩が固まってできたものです。
夏場は、トレッキングなどをして楽しむことができますよ。
四季折々の風景を楽しませてくれる八反滝は、何度も訪れたくなる風景ですね。
八反滝まで来たので、神鍋高原のスキー場の状況を見てみたいと思います。
神鍋高原のイチョウ並木もすっかり葉がおちて寂しい感じになっています。
神鍋高原の道路は、ほとんど雪がなくスムーズに通行することができましたよ。
1週間前の初雪のときに訪れたときは、こんな感じでした。
また雪が降るとこのような景色になるんでしょうね。
【関連記事】但馬の平地で初雪!神鍋高原まで行ってみました。
積雪にともなって神鍋高原の各スキー場がオープンし始めています。
こちらは、アップ神鍋スキー場のゲレンデです。
すでにプレオープンしているようですがグランドオープンは24日からとのことです。
アップ神鍋スキー場には、「雪のゆうえんち」と呼ばれる子供向けの場所もあるみたいです。
フワフワ遊具や、雪のメリーゴーランド、スノーモービル体験などが楽しめます。
訪れた日は設置の準備が着々とすすんでいましたよ!
アップかんなべスキー場
〒669-5372 兵庫県豊岡市日高町栗栖野59-78
http://www.kannabe.co.jp/
写真の山の斜面に見えるのが万場スキー場です。
12月24日から一部オープンで26日から全面オープンを予定されているとのこと。
キッズエスカレーターが設置されているファミリーゲレンデから、上級者向けのコースまで幅広く楽しむことができます。
神鍋高原 万場スキー場
〒669-5378 兵庫県豊岡市日高町万場480
https://www.manba-ski.jp/
こちらはすでに一部オープンしている奥神鍋スキー場で、こちらも26日から全面オープンするとのことです。
奥神鍋スキー場と万場スキー場は、頂上付近で合流することができ、それぞれのスキー場に行くことができますよ!
奥神鍋スキー場
http://www.okukan.com/
ウィンタースポーツは、苦手というかたも神鍋高原の壮大な雪原風景は一見の価値があります。
道の駅の日帰り温泉と合わせてドライブもいいかもしれませんね。※冬用タイヤは必須です。
新型コロナウィルスの感染拡大が懸念されていますが…
スキー場は比較的、密を避けれる環境にあるのではないかと思います。
各スキー場は、当面雪がたっぷりあるみたいですので、密をさけつつウィンタースポーツを楽しみましょう!
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取材日:2020年12月15日