駅サプリ・JR山陰線「鎧駅」周辺に”たつばばさま”はおられたのか?
駅からレンタサイクルや列車に自転車を輪行して行くことのできる見どころ情報をお送りする「駅サプリ」。
(サプリは補足という意味です。「たじま途中下車の旅」を”個人的に”補足し、またお読みくださる皆さんの心の栄養補給の足しになれば幸いです。)
第11回はJR山陰線「鎧駅」です。(たじま途中下車の旅「絶景を見下ろす駅と潮騒が聴こえる漁村の情景・鎧を歩く」を先に見てね)
とはいえ、「途中下車の旅」で詳しく説明がありますので、今回、補足することがあまりまりません。うーむ、残念。
駅から見る鎧港。さすがにきれいです。「途中下車の旅」にもありましたが、コロナで中止になった、海を泳ぐこいのぼりの景色、見たかったです。
県道4号線から鎧の集落へ入って間もなく、道しるべ地蔵と名号碑が置かれています。
碑には文化十三の文字があります。西暦1813年ですから、今から200年以上前のものです。
駅を出て、前の道を線路沿いに右に行くと、突き当り付近に願掛け地蔵さまがおられます。どんな願いをかけてみましょうか? 欲張ると小首をかしげて「そりゃ、あかん」と言われそうです。
港に降りて、海岸を右向きに歩いていくと、、。タツババの洞窟があります。
なぜにタツババ? お辰というおばあさんが住んでいたのか? しかし但馬の海岸で洞窟に住むのは昔から鬼だったりするので、タツ鬼婆なのか?
謎は深まります。(名前の参照は「余部ふるさとガイド」より)
タツババの洞窟には網が貼ってあるので、海側を抜けて更に先へ行くと、、。
平たくなったところにでました。山側の斜面には地層のような折り重なった地形。これもジオの風景ですね。
よく「千畳敷」の名前を持つ海岸がありますが、そこまで言うと「名前に偽りあり」ですので、ネーミングとしては「三十畳敷」ということで、、。
もう少し歩くと、その先には山肌から海に流れ落ちる「滝」があります。(滝と思いながら見てください)
写真では分かりにくいのですが、幾筋も糸を引くように流れています。まさに鎧滝ですね。
鎧駅の周辺に、たつばばさまがおられたのか結局分かりませんでしたが、皆さんも洞窟を見てみませんか?
但馬はいつでも、旅人を迎えてくれます。
関連記事
「たじま途中下車の旅」~鎧駅編~