先般、但馬情報特急の特派員「ぶらたじま」が新温泉町諸寄周辺を散策し、諸寄のいろいろを発信しています。その中に室町~戦国時代にかけて塩谷氏が居城としていた 芦屋城跡 の紹介がありますが、同じタイミングで私も諸寄周辺を徘徊しておりました。その内、諸寄城山園地から芦屋城跡を散策しましたのでご紹介します。
諸寄から芦屋坂のつづら折りの道をあがると城山園地があります。ここから北前船の寄港地として栄えた諸寄湾が一望できます。休憩東屋から目の下の諸寄湾を眺めていると、各地からの産物が積みおろされている光景が目に浮かんでくるような・・・
ここから「加藤文太郎記念碑」方面に歩きやすい日本海眺望の散策路があり、その先に 矢城ケ鼻灯台 があります。しかし道途中に崩落があったんでしょうか通行止めになっていました。
園地からの600mの道は舗装の結構広い道ですが、左右から草が生い茂り道を狭くしていました。途中にこんな脇道があり、上がってみましたが草だけで何にもなかったです。
塩谷氏の居城跡ですが、浜坂放送局の電波アンテナがたちならび城跡をうかがわせる何ものもありません。そのかわり東側の浜坂湾の見事な眺望があります。
浜坂県民ビーチ、観音山、岸田川、岸田川にかかる白馬公園への赤い橋などなど綺麗な眺望を見ることができます。観音山はふるさと兵庫100選定の山、岸田川は扇ノ山を源流とする24キロを流れてここに注ぎます。その源流域にはV字谷急流をつくりだしている霧ケ滝渓谷や落差65mの霧ケ滝があります。 観音山からの展望、霧ケ滝を「番外」として写真掲載しています。いづれも先般登山をした時の写真です。
左側の2番目に高い山が城山です。
浜坂湾にそそぐ岸田川の源流域にある落差65mの霧ケ滝。この滝は滝壺がないので霧状の水滴を覚悟で近寄れます。
真夏の暑い時期ですが、特に人に会うことなく3蜜気にかけることのない散策でした。