養父市大屋町から宍粟市波賀町に向かう県道48号線。天滝入口を越えてしばらく車を進めると
<横行渓谷>の標識があります。兵庫県の最高峰<氷ノ山1510m>の登山口のひとつである
大段ケ平(おおだんがなる)への道中にある渓谷です。今は深緑の季節ですが、春先の新緑秋の
紅葉が綺麗な但馬を代表する渓谷であります。 しかし、登山目的で車を走らせる時は運転注意
個所がいくつもあり渓谷美を楽しむには危険です。 今回はその渓谷を楽しむだけの目的で停車
できる場所で車をストップさせて、今まで見ることをしなかった渓谷美を観てきました。(o6/23)
舗装の道ですが落石ゴロゴロ、大雨のあとは水が流れ出て要注意です。
すぐ前に車が停車できる場所があります
平家の落人伝説の残る個所らしいですが・・・
「見手ケ城」「平家ケ城跡」とありますが、何処が城跡なのか私にはわかりません。
横行渓谷を通り過ぎると「大段ケ平登山口」、ここはすでに標高1000mを
こえる登山口です。広い駐車場とトイレ設備があります。
人によって異なりますが、ほぼ1時間ほどで1510mの山頂制覇ができます。
梅雨の狭間にこんな上天気でした。
平家滅亡のロマンを秘めた横行渓谷は 、四季折々の自然豊かな景観が
楽しめるコースで、特に新緑と紅葉は見事です。
渓流沿いには「平家ケ城跡」「姫が淵」などの平家伝説のまつわる岩盤
や渕があります(養父市観光協会)
春・秋にはハイキングコースに最適(ザ・たじま)
確かにそうですが、その割には道から渓流に下りる場所もほとんど無く、
滝の名前や説明看板もありません。駐車できる場所も少なく渓流の新緑を
楽しむには自己責任での行動が必要のような気がします。