ヘリテージマネージャー大会があさご・ささゆりホールで開催されました。シンポジウムの第一部は、東洋文化研究家アレックス・カー氏の基調講演「古民家の利活用によるまちづくり」日本の文化の間違った方向性への指摘。「何でもない」魅力の再発見など、これからのまちづくりにとって大切なものが見えてきたようです。
第二部は但馬のヘリテージマネージャーによる「古民家再生提案の事例発表」農家民宿「まるつね」の改修前の写真。改修の経緯や改修後の様子などを説明されました。
竹田町屋寺子屋「はな亭」の改修提案図面。古民家を宿泊施設に改装する時の、各方面への届け出や許可申請の苦労なども発表され、今後への課題提供がありました。
第三部は-今後の十年を但馬の今から展望する-と題してパネルディスカッション。ヘリテージマネージャーの皆さんへの期待が高まる討論会でした。ヘリテージマネージャーとは・・・「地域に眠る歴史文化遺産を発見し、保存し、活用してまちづくりに貢献する人材」