蛍の館から少し行ったところにある、「水谷神社」の秋祭り。平安時代から神社名が知られる式内社で、本殿は宝永七年(1710年)作られた。水谷神社は、3つの神社がにまとめられたため、秋祭りには「ささ踊り」や「ネッテイ相撲」などの奉納が行われる。
ささ踊りは、12人(1年12月から)の男子が、手に鉄砲竹(本来は稲穂)を持ち、腰にたばこ入れとキセル・手ぬぐいを下げ、輪になって下駄の上を「ヨイ ヨイ ヨイ」の声をかけながら3周する奉納おどり、五穀豊穣を願って行われている。本殿横で行われるのは、元々は向かいの山から水谷神社に越してきた為、本殿とのご祭神が違うことからとのこと。
平安時代から続く「ネッテイ相撲」の奉納。
奉納神事・餅まきが終了して最後には、今ではどこともに無くなっていますが、境内の土俵で子供達の相撲大会。微笑ましい相撲が廻りの人々の声援を受けています。行司さんも、ニコニコと相撲の成り行きを見つめています。