和田山町宮、石部（イソベ）神社で江戸初期から伝わるとされる神楽の奉納

江戸初期1647年（正保4年）、宮地区にある円明寺の石垣築造の際に、尾張（愛知県）からやってきた石工によって、伝授された物といわれる。静かに神前に奉納する質素な演技が特徴である。ゆったりとした舞いは、軽快に跳ねる勇壮な神楽獅子舞とは一線を画している。
↓動画　神楽：悪魔拂（鬼と獅子）

子供の練りこみ

石部神社は、夜久野高原の山すそ、和田山町宮地区の氏神を祭る神社として、平安時代の建立。刀我石部神社は、水明天皇の妻の妹と伝えられる蹈韛五十鈴姫（ヒメタタライスズヒメノミコト）（女神）を祭る神社として地域の人々に守り継がれている

神社の門前には、絹ずりの泉と言われる湧き水が出てきています。そこには「神鯉」と言われる鯉が生息している。また、初夏には、石部神社の境内で姫蛍の乱舞が見られます

（記事は、但馬情報特急・但馬辞典より抜粋）