但馬の各地にある桜スポット、その中でも1本だけの桜で存在感がある一本桜をご紹介します。
一本桜の魅力は、なんといってもその大きさからくる迫力と長年かけて刻んできた歴史です。
パワースポットとしても人気の但馬の一本桜を巡ってみませんか?
※2021年は、見ごろが1~2週間早くなっているようです。
記事に記載しているのは例年の見ごろとなりますのでご注意ください。
詳しい開花状況などは各観光協会等へお問い合わせください。
※但馬情報特急の過去記事からの写真を中心に掲載しています。
国の天然記念物に指定されている兵庫県でも最大の大きさのエドヒガン桜です。樹高13.8m、幹回りは6.3m、樹齢は1000年を越えるともいわれ、その昔、出石藩のお殿様が花見に訪れた桜の名所で、地元の人々からは「仙桜」とも呼ばれています。
例年の開花時期:4月上旬~中旬
※2021年3月27日の時点で見頃を迎えているようです。
住所:兵庫県養父市大屋町樽見
詳細情報:https://www.yabu-kankou.jp/sightseeing/tarumi-sakura(やぶ市観光協会ウェブサイト)
樹齢は約250年(推定)とされ、幹廻りでは、西日本一の大きさを誇るシダレザクラ。
京都の天龍寺から移植されたと言われるもので、一般のシダレザクラは満開になると白くなりますが、泰雲寺のシダレザクラは花の色が濃く優雅な姿を見せてくれます。
※2021年3月29日の時点で見頃を迎えているようです。
例年の開花時期:4月上旬~中旬
住所:兵庫県美方郡新温泉町竹田
開花情報:湯村温泉観光協会フェイスブック
樹齢約170年とされ、県の景観形成重要樹木に指定されている狗鷲桜(いぬわしざくら)。岩に根付いた山桜の姿が、この地に生息する「イヌワシ」が岩を掴み、羽を広げている様子に見えることから「狗鷲桜」と呼ばれるようになったそうです。
例年の開花時期:4月中旬~下旬
住所:兵庫県朝来市生野町栃原1784−318
詳細情報:http://www.ikuno-kankou.jp/greenarea/inuwasi/(生野観光協会ウェブサイト)
豊岡市の天然記念物にも指定されているエドヒガンザクラです。
「おまき桜」は昔、麻を栽培していたころ、この桜の花が咲くと麻の種子をまく時期の目安にしていたため、麻蒔(おまき)桜と呼ばれるようになったそうです。
例年の開花時期:4月上旬~中旬
住所:兵庫県豊岡市竹野町椒
湯村温泉街にある正福寺の桜は、植物学者の牧野富太郎氏が学名:「プルヌス タジマエンシス マキノ」と名付けた「タジマ」の名前が入った桜です。特徴は、ガク片(花びら)が10枚で1花をつつみ、めしべが1つの花から1~6本、1果より6果を結ぶ花として、非常に珍しい種類の桜だそうです。
例年の開花時期:4月上旬~中旬
住所:〒669-6821 兵庫県美方郡新温泉町湯174
※2021年3月29日の時点で見頃を迎えているようです。
【関連記事】湯村温泉の正福寺にとってもめずらしい桜がある??(投稿日:2021.3.29)
開花情報:湯村温泉観光協会フェイスブック
国道9号線沿いから楽しめるしだれ桜で、開花時期には夜間ライトアップされます。
幹線沿いのため、通行車両が多いのでご注意が必要です。
例年の開花時期:4月上旬~中旬
※2021年は3月26日時点で見ごろを迎えています。
【関連記事】西方寺のしだれ桜が見ごろを迎えていました!(2021.3.26投稿記事)
住所:兵庫県養父市八鹿町八木2819
詳細情報:https://www.yabu-kankou.jp/sightseeing/saihoji-sakura(やぶ市観光協会ウェブサイト)
糸原のみづめ桜は、御祓山(みはらいさん)の山中、標高580mの急斜面に咲くエドヒガン桜です。樹高21.5m、幹回りは4.2m、樹齢は約500年とも推定されています。 登山道を1時間半ほど登る必要があります。
例年の開花時期:4月中旬~下旬
住所:兵庫県養父市大屋町糸原字坂尻106-26
詳細情報:https://www.yabu-kankou.jp/sightseeing/itowara-midume-sakura(やぶ市観光協会ウェブサイト)