セツブンソウ キンポウゲ科
全国各地でセツブンソウ祭りが行われています。
近隣だと丹波市の青垣町が有名です。2月11日の「江古花園 節分草まつり」に始まり「遠阪セツブン草祭り」「森のせつぶん草まつり」と続きます。但馬でも是非ともセツブンソウまつりをしてほしいと思います。
それには当たり前ですがセツブンソウが欠かせません。青垣町といえば但馬に隣接しています。朝来市にセツブンソウがあってもおかしくありません。調べてみると一つだけ記録がありました。発見された方も分かりました。これまでに何度もお世話になっている大先輩です。
クリ園
墓地
尋ねてみました。もう二十数年前なので記憶が曖昧ということでしたがピンポイントではないものの生育地を教えていただくことができました。開花時期を待って行ってきました。少し時期が早い気もしますが花がなくても葉があれば分かります。青垣では、クリ園にたくさんあります。墓地にあります。神社の裏山にあります。青垣のセツブンソウは人が関わるところに残っています。大切にされてきた歴史があるのでしょう。
この地もシカやイノシシの影響が強い
今回、谷の最奥まで行って下ってきました。ありそうな場所を見つけては探しました。期待むなしく発見には至りませんでした。また行こうと思います。
これまでも様々な植物で昔の記録をもとに再発見を願って山や野に入っていますが、ほとんどがこんなものです。すでに姿を消しているのかもしれませんが、絶滅とはせずに希望を持って現状不明ということにしています。
セツブンソウについては、まだ探し始めたばかりです。聞き取りも並行して進めています。なんとか見つけてセツブンソウまつりを実現したいなと思います。
今回のセツブンソウの写真は全て青垣のものです。但馬の生育地もこんな風になることを願います。