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コブハクチョウの飛来

コウノトリ育む農法の広がりと共に、冬季湛水田でコハクチョウの越冬が定着してきました。冬の田んぼに水が張られ、白鳥がいる風景はいいものです。

4月中旬、田植えの準備が始まろうとする田んぼに大きな白鳥が1羽やってきました。ここでコウノトリの観察をしている人から情報で確認に行ってみると、大きな白鳥が1羽、畦の若草を食べているところでした。
この白鳥はコブハクチョウです。名前の由来は、くちばしの付け根、おでこのところにコブのようなふくらみがあることから。

もともとヨーロッパの鳥で、日本へは観賞用に移入されました。全国各地の観光池で飼育されており、白鳥といえばコブハクチョウのイメージが一般的なのだろうと思います。
今回飛来したコブハクチョウは管理用の足環は着けていませんでしたが、人が歩いて1mほどの距離まで近づいてもまったく逃げようとしません。おそらく、どこかで餌付けされていたのだろうと想像できます。
さて、白鳥の3つの種類を、この機会に覚えましょう。コブハクチョウは飼育またはその野生化したものと考えられ、渡り鳥である他の2種と区別して考える必要があります。

コブハクチョウのくちばしの色は他の2種と違って橙色をしています。先に説明したとおり、おでこに黒いコブがあるのが大きな特徴です。3種の中では最も大きな体をしています。

いまや豊岡盆地の冬の風物詩ともなったコハクチョウです。3種の中では一番小柄な白鳥で、北陸から山陰にかけて広く越冬飛来します。くちばしの色は黄色と黒が半々くらいの割合です。

こちらはオオハクチョウです。コハクチョウとの違いはくちばしでチェックします。オオハクチョウのくちばしは太長く、黄色の割合がが多いのが特徴です。
主に海岸近辺に飛来し、内陸へやってくることは稀です。豊岡盆地のお隣りの久美浜湾では10年ほど前までは毎年越冬飛来するグループがありましたが、近年は飛来が途絶えたままです。
豊岡に飛来したコブハクチョウは、円山川と田んぼをしばらく行き来していたようですが、いつのまにか姿を消してしまいました。もともと餌をもらっていた場所に戻ったのか、はたまた放浪の旅を今なお続けているのでしょうか。
写真・文 コウノトリ市民研究所 高橋 信

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