ナミウチツノホコリ
ナミウチツノホコリ。
ツノホコリの変種。基本的なツノホコリと比べ、子実体の分岐枝が長くて曲がる型。一般的なツノホコリとナミウチツノホコリの型とは連続的に中間型が見られると思う。
子実体が分岐しないエダナシツノホコリ、子実体がハチの巣状の球形をなすタマツノホコリ、これらもやはり変種であり、形態的変化は連続的にあると思う。
分岐枝の胞子が付く部分は担子体と呼ばれ、小さな粒々の胞子が見られる。
美しい。
まだ、見たことはないが、円柱の先端から放射状に分岐枝が出るカンボクツノホコリというものもあるようだ。
これまでのツノホコリシリーズも併せてみてほしい。
ツノホコリ https://www.tajima.or.jp/nature/others/119439/
エダナシツノホコリ https://www.tajima.or.jp/nature/134116/
タマツノホコリ https://www.tajima.or.jp/nature/others/119443/
ツノホコリの仲間には、黄色のもの、桃色、青色もあるらしい。カンボクツノホコリとともに、但馬にもいるのだろうか。観察してみたい。