11月19日、朝来市『神子畑選鉱所跡』日本遺産認定を祝うイベントに合せて特別公開が行われた。
選鉱所跡の一番上部までマイクロバスで上がり、上から遺構を眼下に眺めた。
平成29年4月28日、姫路市、福崎町、市川町、神河町、朝来市、養父市の6市町が申請を行ったストーリーが、文化庁により正式に「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道」日本遺産として認定された。
明延鉱山(養父市大屋町)から運搬した鉱石をその比重や浮力を利用して亜鉛、銅、錫に選鉱していた。
急こう配のトロッコ列車の軌跡。
斜面台車運行の看板。
運行操作する舎屋。
1987年に閉鎖以降、初めての一般公開である、地元ガイドさんから説明を聞く第一陣。
ムーセ記念館を見下ろす。
廃虚化しつつある遺構の下には今日の記念イベント会場、獅子舞演舞している。
下から見上げた神子畑選鉱所跡、マイクロバス2台でピストン輸送された。
「祝 日本遺産認定 銀の馬車道×鉱石の道」の看板が掲げられている。
ムーセ記念館前の紅葉も綺麗だ。
記念イベントで挨拶する多次朝来市長。
イベントのテント屋台、美味しい朝来汁は無料のサービス、しぐれ模様の寒い日の御馳走だった。
神子畑選鉱場は、1919年(大正8年)年に建設され、山の斜面を利用した施設は22の階層があり、
幅110m、長さ170m、高低差75mの建物は東洋一と言われていましたが、
2004年に撤去され、今は基層だけが残っています。