7月19日、400年間にわたり踊り継がれてきた、兵庫県無形民俗文化財に指定の寺内ざんざか踊りが奉納されました。
天下泰平・五穀豊穣・子孫繁栄を願って、毎年7月の第3日曜日に朝来市和田山町寺内の佐伎都比古阿流知命神社(山王神社)で奉納される太鼓踊りの神楽です。
「ザンザカザットウ」の唄に合わせて太鼓を打ち鳴らすことから、雨乞い神事ともされています。
光福寺での奉納
踊りは、山王権現の遣いである猿にふんした10人の踊り手が、輪を作って太鼓を打ち鳴らしながら踊る「側踊り」、輪の中で踊り全般の指揮をとる2人の「新発意(しんぼし)」、輪の中央で太陽と月に見立てて飾り付けられた高さ4mの「しない」を背負い、それをぶつけあい、からめあいながら踊る2人の「中踊り」で構成されます。
奉納後は本尊に向かって礼を捧げます。
ざんざか踊りは但馬5か所で奉納されます、寺内ざんざか踊りがトップで奉納され続いて
大杉ざんざこ踊り(養父市大屋町大杉二宮神社) 8月16日
若杉ざんざこ踊り(養父市大屋町若杉三社神社) 8月16日
久谷ざんざか踊り(美方郡浜坂町久谷八幡神社) 9月15日
九鹿ざんざか踊り(養父市八鹿町九鹿日枝神社)10月第3日曜日