山名氏城跡保存会の呼びかけに応じ、有子山整備作業に行ってきました。
晴天の標高321m主郭からの展望を楽しみにしましたが、雲の多い薄日の曇り空。
蛇行する出石川、円山川に注ぐその向こうには来日岳。今日も多くの観光客が来られている
城下町は目の下。
羽柴秀吉2万による此隅山(国指定史跡)落城後、山名祐豊はこの有子山に城を築いた。
豊岡、城崎まで一望できる急峻な山の頂。しかしまたも羽柴秀吉軍の但馬攻めで落城。
本日の作業箇所の説明にいただいた
有子山の縄張り図面です。赤枠が作業箇所です。
以下はほぼ作業終了段階の様子です。
作業を終えて本日の出来栄えを確認する参加者と、来年の宿題を説明する保存会事務局長の川見さん。
最後に参加者の記念撮影。
昨年も今頃開催され参加しましたが、一年は早いですね。私が但馬にIターンし、有子山を知った10年ほど前は
主郭近辺だけが目に付く城跡でしたが、曲輪や千畳敷の草が刈られ石垣が綺麗に現れると規模の大きさに驚かされます。
但馬にある国指定史跡の城跡ー此隅山、有子山、八木、竹田ーは但馬の宝として大事にしたいですね。