端午の節句、6月5日夜「国の重要無形民族文化財」となっている新温泉町久谷(くたに)の菖蒲綱引きが行われた。綱は菖蒲、よもぎ、すすきをを組み込んだ40mの綱。豊作、村人の無病息災、繁栄を祈願して行われる。
はっぴ姿の大人組と子供組に分かれて引きます。古老の歌う「石場つき唄」にあわせて「エートー、エートー」の掛け声で調子をとり、7つめの唄が終わると勝負開始です。それを7回繰り返し7回目の勝負を「納め綱」と呼び、「納め綱」に大人組が勝つと豊作が約束されるので、毎年必ず7回目は大人組が勝ちます。