晩秋、山陰の味覚松葉カニ解禁です。松葉カニ水揚げ日本一を誇る浜坂港、5日(金)夕暮れ出航し漁場で待機、解禁日6日(土)午前0時を期して投網、お昼前には初水揚げ満載の新鋭底引き船の帰港です。市場内も大漁旗で飾られ期待を込めた緊張感が漂います。
市場に運ばれたカニは浜坂ブランドタグを付けられ一枚づつ計量、キズの有無で等級分けされます。
大忙しの中、初日を代表するカニを持ってにっこりの仕分人否、仕分けレディーです。この方の目利きにより等級が決まります。
現在漁場から活きたまま運ばれるのは当たり前、等級で分けられたカニは空気循環された海水、更に水温上昇防止の凍結ペットボトルが入れられた水槽でセリ開始まで保護されています。今年初セリは一枚17,000の相場も出たそうです。お客様の口には如何程で渡るのでしょうか?
漁船別に並べられセリを待つカニ、京阪神からも買付に来られ仲買人が品定めに巡回、いよいよ山陰冬の風物詩の始まりです。