3年ぶりに開催された柳まつりを見てきました。例年なら8月1日・2日に開催されるのですが、今年は新型コロナウイルスが拡大中なので、規模を縮小して1日だけの開催となりました。1935年から90年近く続いてきた伝統ある柳まつりを守り伝え、豊岡を元気づけたいという思いから開催されました。なお、柳まつりは豊岡市の特産品である「柳行李・カバン」の守護神として祀られる柳の宮神社の例大祭で、但馬最大の夏祭りであり、豊岡市の夏の風物詩となっています。
柳まつりは、小田井神社「柳の宮」神社で行われる柳の宮例大祭によって幕を開け、神輿の巡行へと続きます。なお、例年なら神輿の巡行に合わせて稚児行列が行われるのですが、本日は熱中症警戒アラートが発表されたため急遽中止となりました。残念!
神輿の巡行は、おはやしが先導します。
神輿は、カバンのお祭りらしく、市内の鞄企業の社長さん方が担いでおられたとのこと(夢但馬より)。巡行途中で高校の同級生(元鞄企業の社長さん)に会いましたが、かつては神輿は担いで練り歩いたが、今は人手不足で神輿は台車に乗せて引いている(写真の通り)と話してくれました。
夕方からは、大開通り(豊岡駅通り)で豊岡おどりが披露されました。最初は子供連で、市内小学校児童ほか20連が元気な踊りを見せてくれました。
子供連の豊岡おどりが終わり、次の大人連を待っているとき、なんと今年は中止となった花火がサプライズで打ち上げられました。10発ほどでしたが、みんなびっくりして粋な計らいをスマホで撮っていました。
サプライズ花火が終わり、最後の出し物である豊岡おどり(大人連)5連が披露されました。
先頭で踊って連を引っ張っておられた方々はとても格好良かったので、お一人だけでも紹介させてもらいます。
祭りがすべて終わっても、「柳の宮」神社の鳥居は電飾が点いていました。ここでは紹介できませんでしたが、他にも「かばんノミの市」、「青年部フェスティバル」、「柳の夜市」が開催されていたことを記して、終わりにします。
皆さんお疲れさまでした。楽しかったです。来年はぜひフル開催であることを祈っています。