但馬漁火ラインは豊岡市気比から新温泉町居組までの海岸線沿い約60㎞の径。国土交通省により日本の風景街道に指定されています。長い期間天候不順でしたが、久しぶりに晴天が続く予報。ちょうど今イカ釣り漁の灯が陸に近い日本海で観られる時期なので、 豊岡市津居山港~新温泉町居組穴見海岸の間の海岸沿いの道 を巡ってきました。漁火(いさりび)は日が暮れてからの事なので、また最近不漁との事なのでうまく観られるかどうかわかりませんが、とにかく行ってみました。日が暮れるまでは、山陰海岸ジオパーク指定景勝地の主要な場所に立ち寄りました。
少し画像が多いですが辛抱してみてください。
久しぶりに空も海も真っ青です。ここは朝来市生野町円山を源流とする総延長68㎞の円山川が、途中いろいろな支流の水を受け止めてここ津居山で日本海に注ぎます。見にくいですが、赤灯台のすぐ右後ろの半島先ッぽに灯台があります、後ほどご説明。
城崎マリンワールド前からののどかな展望です。
豊岡市田結集落の海側に「堂山」と言う山があります。
堂山には無理なく行くことができますが、この灯台に行くには堂山山頂から少しややこしい歩き方が必要です。集落から広めの林道がありますが、今も通行止めだと思います。いつも思いますが、灯台のメンテナンス班はどのようにしてここまで行くのでしょうか。
岩に空いた大きな穴の中に社があります。岩は固い流紋岩ですが、長い年月の中での風化・浸食で現在のような景観になったそうです。特に足に弱点がなければ、下から5~6分で社に行けます。
田久日と宇日は荒々しい岩石海岸の入り江に出来た小さな漁港。山陰海岸ジオパーク推進協議会発行の「宇日・田久日コース」を参照してください。
畳のような平らな地形が広がっています。波蝕棚と言って長い期間岩盤が波に削られてできたものです。
海水浴場営業は終わっていました。猫崎半島東側にあり、エメラルドグリーンの穏やかで「日本のなぎさ百選」選出されている海です。
東に比べ、なんと荒々しい地形の猫崎半島西岸です。波蝕甌穴群、波蝕棚、柱状節理の岩場がある地形です。半島先に「猫埼灯台」があり、ここが兵庫県最北端です。
竹野川が日本海に注ぐ場所です。イカ釣り漁船がありましたが、最近海に出ていないそうです。中央のポコポコっとした小山は猫崎半島です。
西日があたって綺麗な景観です。左に「淀の洞門」があります。
海に沈む太陽の今年ほぼ最後の夕日です。ここえはもう3回目になりますが、結局水平線に雲のかかる夕日ばかりでした。ゆうなぎの丘はどこかの「写真同好会グループ」の撮影会があって、めづらしくにぎやかでした。
今日の香住海岸沖の漁火は3つでした。少ないですね。これを見ることが目的でしたからこれでも納得です。
今日の最終目的場所の穴見海岸展望所からの漁火です。たくさん出漁してました。漁火見るのは夕暮れはじまってしばらくの時間が良いですね。これでは暗い。穴見海岸はこんな良い景観の場所です。昼間景色を合成してくっつけました。
時間の制約から立ち寄れなかったジオパーク景勝地有力箇所がいくつもあります。また次の機会に・・・