但馬各地で桜が満開の4月4日
朝来・生野方面をぶらり散策しました。
国道312号線の朝来インター東の交差点から南へ1kmほど走行すると、右手に羽渕鋳鉄橋が見えてきます。
ここには車が5台ほど駐車できるポケットパークがあるので、車を止めて散策が可能です。
今の季節は、桜並木を背景に美しい鋳鉄橋を眺めることができます。
羽渕鋳鉄橋は、「羽渕のめがね橋」とも呼ばれる鋳鉄製二連の美しい洋式の橋で、神子畑選鉱場から生野精錬所へ鉱石を運搬するためにつくられた5つの鋳鉄橋のうちのひとつです。(現存は、神子畑鋳鉄橋と羽渕鋳鉄橋の2つ)
平成2年の19号台風の災害による田路川全面改修に伴い、平成7年、現在の場所に架橋当時の姿に復元し、移築されたとのことです。
(朝来市ホームページより)
円山川の両岸に植えられた桜並木と羽渕鋳鉄橋の風景は、今しか味わえない風情があります。
また、円山川は、ここから少し下流の地点で田路川や神子畑川と合流し、次第に雄大な姿に変化していきます。
羽渕鋳鉄橋から国道312号線を北へ3kmほど走行すると、おかきやせんべいで有名な播磨屋さんが見えてきました。
一足早い鯉のぼりと桜の共演です。
さらに国道312号線を北へ4kmほど走行し、生野駅近くの生野の交差点を右折。
栃原にある生野高原レストランカッセルさんに向かうと、狗鷲桜(いぬわしざくら)が姿を現します。
山の神様へ行く参道の途中にあり、ご神体の一部とされた岩に根付いた山桜の姿が、この地に生息する「イヌワシ」が岩を掴み、羽を広げている様子に見えることから「狗鷲桜」と呼ばれるようになったとのことです。
(生野町観光協会ホームページより)
生野高原の中腹、標高650m地点にあるためか、つぼみがまだ小さく、開花までは少し時間がかかりそうです。
満開の幻想的な姿を楽しみに待ちたいと思います。