竹野町の猫崎半島です。沖合から見ると猫がうずくまっているように見えることからその名がついたと言われています。画像左から右にかけて遊歩道がつけられています。兵庫県最北端のさきっぽには猫崎灯台があります。
駐車地から少し入った所の賀嶋公園から灯台まで約1キロ。その中間地点が賀嶋山で、標高は141.4m、遊歩道というより起伏に富んだ登山道周辺は照葉樹林が生い茂り、断崖絶壁の地形です。花にはまだ少し早いですが、ムサシアブミ、イカリソウ、カワラナデシコ、ツリガネニンジンなど季節の花が見られます。
猫崎半島は東側は竹野浜海水浴場や漁港などの穏やかな風景ですが、西側の海岸一帯は荒波で削られた波食台になっています。灯台への登山道途中にこんな橋があり、左側は半島西側の荒々しい海岸が目の下に望めます。
猫崎灯台です。初点は昭和36年10月。展望のいい日海を眺めていると”地球は丸い”を実感するような気分になります。公園からゆっくり展望を楽しみながら歩く往復1時間半の変化に富んだジオウオーク。晴天の穏やかな日を選んで「竹野の新しい発見」をどうぞ。 途中の危険箇所には充分注意してください。