11月3日、城下町出石を象徴する「出石お城まつり」が行われました。
この祭りの一番の見どころは大名行列で、奴に扮した30数名の大人による槍振りが町をねり歩きます。
この大名行列槍振りは、出石藩主・仙石久利公の奥方のお国入りに随伴した赤坂奴が、当時の町衆に技術を伝授したものといわれており、江戸時代の参勤交代の模様を今に伝える伝統行事です。
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今年は、長野県から『信州上田真田陣太鼓』も徹夜8時間かけて来られ一睡もしないままの豪快な迫真の演技を披露されました。
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宝永3年(1706)信州上田の仙石氏が国替えにより出石にこられました。仙石氏は七代にわたって出石藩を治めました。特産の出石そばは、仙石氏が信州からそば職人を連れてきたのがはじまりとされています。