みなさん、こんにちは。
「たじま未来づくり講座」の現地講座に参加してきましたので、その様子をお届けします。(前回の「鎧駅」からの続きです)
前回の記事はこちら → 海と空の絶景を見下ろす駅「鎧」
鎧駅から列車で一区間、餘部駅(あまるべえき)に到着しました。
写真の余部橋梁の上に駅があります。
ちなみに、地名は「余部」ですが、駅名は「餘部」と漢字表記が異なります。これは、姫新線の余部駅(よべえき)との重複を避けるためなのだそうです。
ここ余部も「陸の孤島」と言われていて、明治45年の余部鉄橋完成により当時の国鉄山陰線が全線開通となりました。
昭和61年に鉄橋からの列車転落という痛ましい事故があり、鉄橋架け替えの検討が進められ、平成22年にコンクリート製の新しい橋梁に架け替えられました。
架け替え前の「余部鉄橋」の一部は、展望台「空の駅」として整備されています。
写真の線路もその一部で、観光用として歩いたり写真を撮ったりできます。
写真右側が「餘部駅」のホームで、さらに右側に本当の線路が走っています。
さらに東側に進むと、日本海を一望できる展望スペースがあります。
上空40mのこの展望台と地上は、「余部クリスタルタワー」というエレベーターでつながっています。
離れたところから見るとこんな感じで、夜になるとライトアップするそうです。
朱色の橋脚は、旧余部鉄橋のものが残されています。
クリスタルタワーで地上に降りると公園があります。
すると、「空の駅」の駅長「そらちゃん」がお散歩中でした(^^)/
必死に草を食べまくる「そらちゃん」。バックに映るのは旧余部鉄橋の橋脚です。
お散歩タイムは9:30~10:30、15:00~16:00ということです。ぜひ会いに来てくださいね!
続いて、道の駅「あまるべ」で「たじま魚(とと)かつバーガー」をいただきました。
サクサクのニギスすり身のフライが挟んであり、ピリッと酸味の効いたソースが絶妙。これホント美味しいんです!
他にも「香住カニバーガー」や「但馬牛肉まん」、「但馬牛揚げまん」などのご当地メニューも気になります。
海の近くまで歩いてきました。潮風がとても気持ちよかったです。
最後に「餘部駅」の少し上にある展望台まで上がってみました。
余部橋梁を走る列車を見下ろせる撮影スポットです。
ここ「餘部駅」周辺には、「道の駅あまるべ」「展望台・空の駅」「余部クリスタルタワー」「ギャラリーあまるべ」など見どころがたくさんです。
みなさん、列車に乗って遊びに来てください!
詳しくはこちらを→ 道の駅あまるべホームページ
「たじま途中下車の旅」コーナーでも、餘部駅周辺のより詳しい記事とマップがあります → 空中列車が行き交う橋梁が息づく町・余部を歩く
帰りに佐津駅で待ち合わせ中、反対ホームに豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が入ってきました。
生で見たのは初めてで、とってもカッコよかったです!
いつかは乗ってみたいですね。