みなさん、こんにちは。行楽シーズン真っただ中ですが、コロナウイルスの影響で人が多いところは控えねばならず、悲しい限りです・・・。
今回は、密にならない、お手軽なトレッキングコースをご紹介しますね。
今回のルートは、朝来市山東町にある、大型すべり台がちびっ子たちに大人気の「ヒメハナ公園」の周りの山中を歩きます。
そして、このルートにはお地蔵さんをはじめとする石仏が86カ所(※)設置されています。
最初の1カ所目は「楽音寺」の境内からです。
※ 88カ所らしいのですが、86カ所しか確認できませんでした。機会があればご住職に確認してみようと思います。
楽音寺と言えば、以前は寺の境内にたくさんの「ウツギノヒメハナバチ」生息していました。体長1㎝ぐらいの小さなハチが、境内の土中に巣を作り、ウツギの花粉と蜜を集めて回るそうです。
私が子供の頃(何十年も前ですが)は群生していて、無数のハチが乱舞する姿はすごかったです。
さて、話は戻りますが、1カ所目の石仏は、境内のこのお地蔵さんになるらしいです。ただ、コースの表示は何もなく、1カ所目だという表示もありませんので、本当のところは不明です。
さて、今回のコースは案内板が無いので、2カ所目を見つけるのに苦労しました。2カ所目は楽音寺を出て池の奥にあります。写真の池の左側の通路で奥にむかいます。
池沿いの通路を奥まで突きあたると2カ所目の石仏があります。
これが2カ所目の石仏です。
石仏は数十メートルごとに現れます。よく見ると何番目かが刻まれています。
10カ所目ごとに大きな石仏が設置されていました。
気持ちいい遊歩道が続きます。ちょっとした尾根歩き気分です。
樹々の隙間から見えたのは、道の駅「但馬のまほろば」の駐車場です。谷を挟んだ隣の山になるようです。
適度なアップダウンがありますが、急登や長い登りは無いので、インドア派の人でも大丈夫ですよ!このコースからトレッキングを始めてみるのもひとつです。
きれいに整備されている遊歩道です。癒されますね。
しばらく歩くと下に降りる階段があります。
途中で公園に降りる形になります。
ちょうど半分の43カ所目の石仏で公園に合流です。写真の木の階段を奥に進みます。
木の階段が終わり、水路をまたいですぐに右折します。たくさんの手形がある建物まで行くと行き過ぎになります。
どんどん山の中へ向かって進みます。
お地蔵さんはちゃんと待っていてくれました。ここから再スタートです。
実は、色々な場所からこの周回コースに合流できます。コースから少し外れたところには、写真のような「木のトンネル」がありました。トトロでこんな場面が出てきましたね。
石仏に見守られながら、ゆっくりと歩きます。
苔がいい雰囲気を醸し出しています。
ゴール間際に眺望が開けるところがありました。山東町の街並みです。粟鹿山も見えました。
ゴールかな?86カ所目でした。周りをウロウロしたのですが、どうやら87カ所目を見つけることができませんでした。
88カ所だと思っていたのですが・・・うーん、これぞ但馬ミステリー。機会があればご住職に確認してみますね。
奥に見える鳥居は「楽音寺天満宮」です。
行程は約1.7km、1時間弱の道のりです。
ちょっとした気分転換に、おなか減らしに、ストレス発散に歩くにはもってこいのコースですね。
ちびっ子の親御さんはよくご存じだと思いますが、ヒメハナ公園そのものの紹介もしておきますね。
芝生広場の奥に木製の橋が見えますが、あの付近に大型すべり台のスタート地点があります。170mのローラースライダーです!
幼児向けのかわいいすべり台もありますよ。
ちなみに、山の際を走っているのがローラースライダーです。
ローラースライダーは、写真の池のところまで続いています。
この池も夏になればちびっ子たちに大人気です。他にも幼児向けの遊具もあり、お弁当持って家族で出かけるにはいいところです。我が家も大変お世話になりました。
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